秋葉陽児

SUGOIはオーダーメイドの戦略作りに特化したデザインコンサルティングファームです。ク…

秋葉陽児

SUGOIはオーダーメイドの戦略作りに特化したデザインコンサルティングファームです。クライアントと共に戦略を創り、ノウハウを共有し再現性を追求します。広告制作から始まり、様々なメディア制作を手掛けてきましたが、SNS主流化に伴いブランド戦略や経営戦略にも取り組んでいます。

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記事一覧

インナーブランディングにクリエイターとして関わったら、ものすごい量のワクワクを生み出せた話。

今朝、採用代行を行なっている企業の方の、こんな記事を読みました。 インナーブランディングのメリットとデメリットが簡潔にまとめられており(絶対に内容的にはやった方…

54

僕のルーツになり、進む先を決めた菊日出さんの言葉。

今日は、自分の「ルーツ」と思っていることについて書こうと思います。 心の中にとってあった大事なことを話そうと思うので、ぜひ最後まで読んで頂けたら嬉しいです。 僕…

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ブランディングしながら映像を作りませんか? という話。

今回は、映像ディレクターから経営者となった自分がたどってきた道は、ブランディング・ノウハウに通ずるものだった、という話をしていきたいと思います。 前の記事の最後…

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サステナブルで使い捨てない広告を真剣に考える。

この夏、オリンピックの中継やニュースにチャンネルを合わせながら気付いたことがありました。 間に流れるオリンピック期間の広告が、過剰な程に立派だと感じてしまったの…

106

獣道しか作れない自分が、COOに助けられているところ

皆さんは、COOって何か知ってますか ? COOとは「Chief Operations Officer=最高執行責任者」のことで、会社において日々の業務執行の責任を負う存在ということです。 私…

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オープン社内報はとんかつ屋のキッチンである。

#オープン社内報っていうハッシュタグがnote内にありますよね 。 社内報って社内向けのものという印象があったと思うんですが、それが誰でも読める形でズラッと並んでいる…

86

働くとは、親友探しの道だった。

私は昔、恋人から「サイコパス」と呼ばれたことがある。 共感性がないという意味でだ。 もちろん、愛情込めた冗談だと思うけど。 世間で言われてる「サイコパス」のように…

148

俺は、迷いながら歩いてる。

突然ですが、皆さんは「迷ってる」ということを正直に人に言えますか? ファミレスのメニューでどれにしよう?というレベルの「迷ってる」ではなく、例えば仕事や人生にお…

87

ごめんも、頑張るもいらないよ。

先週の水曜日(3/17)、SUGOIの読書会「本で遊ぶじかん」は大きなターニングポイントを迎えた。 そしてその事に、私も含めたSUGOIのメンバー全員が気付いていなかった・・・…

56

愛について、言わせてくれ。

私が代表を務めている(株)SUGOIに「愛とアイデアのある会社」というタグラインを設定している私ですが、今日はここで使っている「愛」という言葉について、思っているこ…

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ビジョンは「冷静と情熱の間」にある、という話。

今日は、私が「ビジョン」というものについて考えてきた遍歴を、ぜひ語ってみたいと思っています。 SUGOIは今年で10期目となるのですが、この期に及んで「会社のビジョン…

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その独立心は、反抗心?

● 最近よく聞く独立の話 最近、コロナの影響で、会社に所属し続ける事が苦しくなってる人が多くなっているなぁ…と肌身にしみて感じています。 単純な業績悪化もあるで…

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ごめん、アメリカ。 誤解していたかも・・・

SUGOIでは月に一度のペースで読書会をしているのですが、読んだ本の中から今回は自分の担当だった章だけをかいつまみ、noteに書いてみたいなと思っています。 「担当」と…

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会社のビジョンを、暗記させずに染み込ませる方法

SUGOIには、社内に何種類かのミーティングがあります。 その中に、毎月末に開いている“SUGOI-ing ”というタイトルのミーティングがあるのですが、“SUGOI-ing”=スゴイン…

19

ダンスムービーは、美味しい食材を塩だけで味わってもらうようなもの。

SUGOIでは今、ダンサーやボーカリストとして第一線で活動されている西野名菜さんと、「歌って踊ってみた」という企画でダンスムービーを定期的に作っています。 もう3本目…

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「現実はそうじゃない」会社を、応援してもらえた話。

先日SUGOIにとって、大変嬉しいnote記事がアップされていました。 このnote記事は、おだんごさんという方が執筆されています。 新潟に在住の介護士の方ということで、「た…

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インナーブランディングにクリエイターとして関わったら、ものすごい量のワクワクを生み出せた話。

今朝、採用代行を行なっている企業の方の、こんな記事を読みました。 インナーブランディングのメリットとデメリットが簡潔にまとめられており(絶対に内容的にはやった方がいいけど、コストと時間がかかるので天秤にかけて判断するべき、ということ)、では具体的にどんなことをやったらいいのかという施策例の中に、堂々とムービーが挙げられているのを見て、嬉しかったですね。 自分が力を入れているブランディング・ムービーの方向性が、間違ってないことを確信できました。良い記事に出会えて嬉しいです。

僕のルーツになり、進む先を決めた菊日出さんの言葉。

今日は、自分の「ルーツ」と思っていることについて書こうと思います。 心の中にとってあった大事なことを話そうと思うので、ぜひ最後まで読んで頂けたら嬉しいです。 僕には今まで、たった一人だけ、尊敬する人がいました。 逆に言えば、この人以外にこれまで尊敬を感じたことがないと言い切れてしまいます。 関口菊日出さん。 今生きていらしたら僕の親世代、70代となる方ですが、とても著名なCMディレクター(監督)です。 代表作と言われているのは、明石家さんまさんが「幸せってなんだっけ〜」と

ブランディングしながら映像を作りませんか? という話。

今回は、映像ディレクターから経営者となった自分がたどってきた道は、ブランディング・ノウハウに通ずるものだった、という話をしていきたいと思います。 前の記事の最後で、広告とは別の選択肢として、「約束」のムービー、つまりブランドムービーを作っていく、ということを書きました。 あなたはクリエイターというものに、どんなイメージを持っていますか? 一般的なイメージのクリエイターは、映像やグラフィックなど表現の細部にこだわる人たちかもしれません。しかし、私はそのようなクリエイターで

サステナブルで使い捨てない広告を真剣に考える。

この夏、オリンピックの中継やニュースにチャンネルを合わせながら気付いたことがありました。 間に流れるオリンピック期間の広告が、過剰な程に立派だと感じてしまったのです。言ってしまえば、ちょっと白々しいなという。 開催に関して賛否両論あっただけでなく、その裏側も立派とは言えない状況であることを連日のように目にしていたからでしょうか。 私は昔から、このちょっとした白々しさを広告というものに感じてきました。そして、仕事として広告制作に関わるようになってからは、白々しさをどうすれば視

獣道しか作れない自分が、COOに助けられているところ

皆さんは、COOって何か知ってますか ? COOとは「Chief Operations Officer=最高執行責任者」のことで、会社において日々の業務執行の責任を負う存在ということです。 私の経営している会社SUGOIは、かなりの小所帯ながらCOOが存在します。 これ、結構珍しいことだと思うんです。 同じくらいの規模の制作やクリエイティブを手がける会社には、あまり見当たらない存在、それがCOO。 そんな役職をなぜSUGOIが取り入れたのか、ということについて、今回は話

オープン社内報はとんかつ屋のキッチンである。

#オープン社内報っていうハッシュタグがnote内にありますよね。 社内報って社内向けのものという印象があったと思うんですが、それが誰でも読める形でズラッと並んでいるのが面白い。 SUGOIでも、週に一本のペースでCOOのゆういちが #オープン社内報 を公開していますが、最近になってお陰様でようやくこれがアクティブになってきたようで、先日は「特にスキを集めました!」という通知を頂くことができました。 そこで今回は、私がSUGOIの代表としてこのオープン社内報をどのように考

働くとは、親友探しの道だった。

私は昔、恋人から「サイコパス」と呼ばれたことがある。 共感性がないという意味でだ。 もちろん、愛情込めた冗談だと思うけど。 世間で言われてる「サイコパス」のように、人を自分のために貶めようなんてことは一欠片も思ったことないけれど、確かに自分には共感性がないなぁ、と思うことは日常で多々ある。 私は、クリエイターであり、SUGOIという映像やブランディングを手がける会社の経営者だ。 経営には共感性の低い人物が向いている、なんて言われたりするけど、それはなんか違うだろう、出来

俺は、迷いながら歩いてる。

突然ですが、皆さんは「迷ってる」ということを正直に人に言えますか? ファミレスのメニューでどれにしよう?というレベルの「迷ってる」ではなく、例えば仕事や人生において、どっちの方向に進めばいいのか?というレベルでの「迷い」を、口に出しているでしょうか。 きっと、あまり口にしてない人が多いんじゃないかと思います。 逆に「いや、言ってるよ」と思う人も多いのでしょうか? よく上司が部下の話を聞きながら、「俺だって迷うよ」なんて言うのもありますね。でもこれって、本当に本心から「迷

ごめんも、頑張るもいらないよ。

先週の水曜日(3/17)、SUGOIの読書会「本で遊ぶじかん」は大きなターニングポイントを迎えた。 そしてその事に、私も含めたSUGOIのメンバー全員が気付いていなかった・・・という件について、今日は話したいと思います。 「本で遊ぶじかん」とは何なのか?はこちらをご覧ください。 どんなターニングポイントだったのか? 正直に言いますと、この日の読書会はイマイチだったのです。 これは、今までやってきた中で初めてのことで、少し苦い気持ちになりました。 コロナ禍前のオフライン

愛について、言わせてくれ。

私が代表を務めている(株)SUGOIに「愛とアイデアのある会社」というタグラインを設定している私ですが、今日はここで使っている「愛」という言葉について、思っていることを話してみたいと思っています。 1. 仕事において、愛を大事にしていた この「愛とアイデアのある」という言葉は、4年前から使っています。 最初は、自分自身のアイデンティティとはなんだろう?と、内側を見つめ続けていた時に出てきた言葉でした。 自分はクリエイターとして、いつもそこにある課題をアイデアで解決する

ビジョンは「冷静と情熱の間」にある、という話。

今日は、私が「ビジョン」というものについて考えてきた遍歴を、ぜひ語ってみたいと思っています。 SUGOIは今年で10期目となるのですが、この期に及んで「会社のビジョンを変えた方がいいんじゃないか?」と代表の私が考えているんです。 会社のビジョンって、通常はコロコロ変えるものではないですよね。 自覚しております。 本当は変えたくないのは山々なのですが、間違えていると思うのなら、それを死守するより変えることの方が大事。 むしろ変えられるところがSUGOIのいいところ、なんて開き

その独立心は、反抗心?

● 最近よく聞く独立の話 最近、コロナの影響で、会社に所属し続ける事が苦しくなってる人が多くなっているなぁ…と肌身にしみて感じています。 単純な業績悪化もあるでしょうし、昨年からの緊急事態宣言によるリモートワークで、会社や社会の中に蔓延する不安やストレス、そしてそこから解放されたい、という気持ちが後押ししているのかなぁと。 自分の身の回りでもよく聞くんですよね。 同年代の40代の友人、知人たちが、会社を辞めて独立した、もしくは独立しようか悩んでいる、なんていう話を。

ごめん、アメリカ。 誤解していたかも・・・

SUGOIでは月に一度のペースで読書会をしているのですが、読んだ本の中から今回は自分の担当だった章だけをかいつまみ、noteに書いてみたいなと思っています。 「担当」という言葉を使いましたが、これはSUGOIの読書会の システムによるものです。 私たちの読書会は、 ・予習なし、事前に読む必要なし ・その場で、メンバー全員で一冊を読む というスタイルを取っています。 これは、SUGOIのクリエイティブスタイルをも体現しているなと思っているのですが、ややこしい話は今

会社のビジョンを、暗記させずに染み込ませる方法

SUGOIには、社内に何種類かのミーティングがあります。 その中に、毎月末に開いている“SUGOI-ing ”というタイトルのミーティングがあるのですが、“SUGOI-ing”=スゴイング、我ながらダサい名前ですね。 なぜミーティングにこんな名前を付けたのか? そして、SUGOI-ingとは何なのか? 今回は、これについて話していきたいと思います。 ●会議を愛するため、言いたくなる名前をつけてみた SUGOI-ingというのは、月に1回開く定例ミーティングのこと。 定例

ダンスムービーは、美味しい食材を塩だけで味わってもらうようなもの。

SUGOIでは今、ダンサーやボーカリストとして第一線で活動されている西野名菜さんと、「歌って踊ってみた」という企画でダンスムービーを定期的に作っています。 もう3本目の制作に入ってますが、初回はこちら、米津玄師さんの「感電」の”歌って踊ってみた”動画でした。 第2弾は、YOASOBIの「夜に駆ける」の”歌って踊ってみた”動画でした。 SUGOIは設立から10年を振り返っても、結構ダンサーの方であったり、ダンスムービーと関わる機会が多いんですよね。 プロジェクションマッピ

「現実はそうじゃない」会社を、応援してもらえた話。

先日SUGOIにとって、大変嬉しいnote記事がアップされていました。 このnote記事は、おだんごさんという方が執筆されています。 新潟に在住の介護士の方ということで、「ただただ応援したいだけ」というテーマで、SUGOIを取り上げてくださった記事なのです。 この記事には、SUGOIに対する深い理解が見事なまでに描かれていて、「こんなに伝わっていたんだなぁ」と、一同仰天するほど感動しました。 自社サイトをnoteに切り替えて1年半が過ぎようとしていますが、このような出来