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鋼鉄の肩

 万年肩こり星人です。痛すぎて、もはや痛いのが肩なのか背中なのか腰なのか、よくわかりません。
 苦しんでいたところ、父が祖母を揉んで鍛えた肩もみを披露してくれると言ってくれました。ありがたくお世話になります。
 揉み出した直後、父が「おぁ..ぅ…」と、声にならない声をあげました。
 「お前の肩は金属でも入っているのか?」と。血の通った細胞の固さを越えていて指をくじいたと嘆いています。
 大袈裟なと思いながら、肩をさわると血行を良くしようとホッカイロを貼ったまま忘れていました。ごめんなさい。
 再度、揉んでもらいます。
 「どぅ…ぁっ…」と父。血の通った…と言っているので、もう一度さわってみましたが何もありません。
 「この凝りには、俺では太刀打ちできそうもない」と父。
 鍼が折れる恐れがあるから、鍼だけは止めた方が良いと言っています。
 では肩を回すかとグリグリ回転させていると、ブチブチと音がすごくて怖いと母に忠告されました。
 んーいかでかせん…。

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