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プロフィール

私の経歴を、簡単にですが、お話ししたいと思います。
 

挫折、そして後悔


私が大学卒業後の就職先として選んだのは、福岡市消防局でした。
両親とも公務員という環境で育った私は、自然と公務員を目指すようになっていたのです。
子供の頃から格闘技をやっていたため、公務員の中でも身体を使う消防に絞って試験対策を始めました。
最初の受験は失敗、翌年の試験でようやく合格できたのです。
訓練や勤務はきつかったのですが、自分で選んだ好きな仕事。やりがいを感じて勤務に励んでいました。
そんなある日、訓練中に腰に違和感を覚えたのです。左腰の鈍い痛み。その時はあまり気にせず訓練を続けました。日が経つにつれ、違和感はますます大きくなっていきます。
痛みも強くなり、左足に痺れも現れました。さすがにこれはまずいかもと思い病院へ。診断結果は「椎間板ヘルニア」でした。
治療が始まりましたが、かなり悪化していて、完治まではかなりの日数を要するとのこと。勤務先からは休職の提案がありましたが、当時はあまりの痛さに、退職という道を選んだのです。
1年間の療養、リハビリを経て回復すると、消防を辞めたことに対する後悔の念が襲います。なぜ退職してしまったのだろう。2年もかけてやっと合格したのに。
今後のことに関しても不安でいっぱいになりました。
 

転機の訪れ


次の仕事を探しながら、もう公務員は無理かなと考えていました。また公務員試験を受験し、合格する自信がなかったのです。
民間も視野にいれ求職活動を始めましたが、中途採用ではなかなか条件のいい仕事はありません。
ある会社の面接の帰り道、書店に立ち寄りました。そこで就職試験対策コーナーを覗いてみると、公務員試験の本も並んでいます。
公務員試験はほぼ諦めていましたが、問題集を手に取ってみました。
パラパラめくって問題を読んでみると、なんとなく解けます。
「これは頑張ればなんとかなるかも」そんな気持ちが湧いてきました。
早速テキストと問題集を購入し帰宅したのです。
 

頑張りました!


それから必死で勉強しました。
テキストを読み込み、問題集を何度も繰り返して解くのです。
アルバイトもしながらの勉強だったので時間がかかりましたが、福岡市役所の採用試験に合格することができました。
「やればできる」、そう自信をつけた私は、さらにステップアップすることにしました。好きだった法律に関係する仕事がしたいと思い、裁判所の採用試験を社会人枠で受けることにしたのです。
なんとか裁判所の試験も合格することができました。
その後、国税の仕事に興味を持つようになり、国税局の採用試験も社会人枠で受験し、合格。国税局に転職することに。
 
2023年、国税局を早期退職し、フリーのライターに挑戦することに決めたのです。
 

未来へ向けて


ライターになると言っても、まったく未経験の分野です。
どんな結果になるか、まったく見当もつきません。ただ、どんな結果になるにせよ、挑戦し続けたいと思っています。
そう思えるようになったのは、これまでの経験があったからに他なりません。
「どんなに好きな仕事でも苦労はある」と覚悟はしています。でも自分の選んだ道を後悔しないように歩き続けるつもりです。

これを読んでくださった皆さんへ
こうやって振り返ってみると、挫折はしましたが、その後に努力することで、必ずいいこともありました。経験から言えるのは「決して諦めない」という気持ちが大切だということです。強く思い続ければ願いは叶います。もちろん時間はかかるかもしれません。
でも諦めずに、一緒に前に向かって歩きましょう!
 


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