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アーティストとしての自分の名刺をデザイナーとして作る

初めまして!今年からフリーランスのグラフィックデザイナーとして独立した三木章弘と申します!
これから作ったものの話とかを中心にこちらに文章を書いていこうと思います。

タイトルの話題に入る前にざっと自己紹介を。
今年2018年の4月までコナミアミューズメント という会社でゲームセンターにあるゲーム機の外装デザイン等を作成していました。そこから独立したフリーのグラフィックデザイナーです。
また、学生時代からアーティストとしての活動も行っており、主にペインティングやデジタルグラフィックを作成しています。会社員時代でも続けていましたが、制作のウェイトも増やしたいと思い独立しました。その辺についての詳細はnoteにも転載したこちら(独立のご報告|フリーランスになります(HPから転載))をご確認ください。
加えて大阪を拠点に活動するインストバンド「neco眠る」のドラムでもあります。あと「MARVELOUS INK」という服のブランドを主宰してたりもします。

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独立したことだし気合の入った名刺を作ろう!

ということで名刺を新しく作成しました。
名刺一つとっても目的やシチュエーションなどをきちんと考えて作ることがとにかく大事だと思っています。

今回の名刺は自分のではあるものの、タイトルにも書いた通り「アーティスト三木章弘がグラフィックデザイナー三木章弘に名刺のデザインを依頼する」という二重人格的な想定で作成しました。これでアーティストとしての自分とデザイナーとしての自分を伝えられる!一石二鳥!

名刺の大切な役割として①目にしてからしまうまでに記憶に焼きつく②焼きついた印象と本人がリンクする、という2点があります。この2点について今回の名刺の作成意図を解説していきます。


①目にしてからしまうまでに記憶に焼きつく

今回は鮮やかなオレンジの紙にシルバーとダークブルーの特色2色をオフセット印刷で作成しました。
このオレンジの紙、「キュリアススキン」という名前何ですが非常に発色がいい!しっかり目に飛び込んできます。手触りもいい!サラサラ〜!
そこにシルバーを刷ることで、反射した時はシルバーが前に出てくる/影になった時はトーンが落ちてオレンジの後ろに下がる、というような見え方をします。
自分のアート作品同様、「刺激的」や「インパクト」といった印象を軸に「見応え」を加えて記憶に残してもらおうという狙いです。

また、自分のアート作品は鮮やかな色彩のものが多く、要するにたくさんの色が使われていますが、今回はそれを二階調化して印刷しました。
名刺はアート作品と違い、時には数秒しか見ないこともあります。サイズも小さい。そこで色数の情報量を削り、必要な刺激をブーストしたという感じです。

②焼きついた印象と本人がリンクする

とにかくインパクトを出せば記憶に残る、というものでもありません。渡す本人の印象とリンクしてこそ「あぁこの派手な名刺はモヒカンのアイツだw」ときちんと記憶に残るものだと思います。
アーテイストとして活動していく自分としては「見ただけで記憶に刻まれるものを作りたい」と思っています。また、常にエネルギッシュでありたい、バイタリティの塊でありたいという思いがあります。その思いを「紙自体がオレンジ」という部分に込めました。

シルバーは上にも書いた通り見る角度や周りの光の影響で見え方が変わります。今後も周りの色々な刺激を吸収しながら、なおかつ出る時にはしっかり前に出る姿勢でいたい、といった感じです。

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目的にあったデザインができます!

自分の名刺ということでド派手かつ個人的に実験も含めたデザインで作成しましたが、派手じゃないものも作れますのでお気軽にご相談ください!笑

名刺に限らず、ロゴ/WEBデザイン/CD/Tシャツ/フライヤーetc...相談に応じて提案します。

よろしくお願いします〜!では〜!

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