プロインタビュアー/MC 伊藤秋廣

株式会社エーアイプロダクション代表取締役。年間500人/累計5000人以上の方にロング…

プロインタビュアー/MC 伊藤秋廣

株式会社エーアイプロダクション代表取締役。年間500人/累計5000人以上の方にロングインタビューを実施するプロインタビュアーとして、またウェビナーやトークライブイベントをスマートかつエモーショナルにファシリテートするMCとして活動中。

最近の記事

マーケティング手法としての「Podcast(ポッドキャスト)」の可能性と魅力

「Podcast(ポッドキャスト)」に注目が集まる理由 インターネットを通じて配信されるトークや音楽番組、あるいはその仕組みを指す「Podcast(ポッドキャスト)」。近年では、ラジオ局やマスメディアだけでなく、マーケティングに注力する事業会社の間でも、有効な情報発信の手段のひとつとして注目を集めています。 「Podcast(ポッドキャスト)」には、これまで、マーケティング施策の主流にあったテキストコンテンツや動画コンテンツでは不可能な、“ながら聴き”ができるという利

    • 【持論】インタビュー中に必ずやっているアレ

      私がインタビュー中に必ずやっていることは何か?それはどんな効果があると考えているのか。参考までに私の経験を元に、持論を展開させていただきます。 インタビューって何かといったら、すなわち言葉を置き換えていく作業だと思うのですよ。相手が業界特有であったり、自分の世界の中だけで通用する言語を使ってお話をするなか、それを記事として読むのは我々一般ピープルなので、相手が話している業界のお話を、きちんと翻訳して言葉を置き換えてあげる必要があるわけですよね。 この置き換えって、インタビ

      • 【持論】“良いインタビュー”の定義

        “良いインタビュー”とは何か。まさに哲学的な、というか、禅問答のような、というか、大きなふわっとしたテーマではありますが、私の持論を展開させていただきます。 私はどちらかというと実利的な人間です。理想論や空論を語っているだけでは食っていけないので、自分が持ってるインタビュースキルを、いかにマネタイズしていくかを考え続けております。自慢するわけではないですが、おかげさまで私は、インタビューで食っています。インタビューで食うためにはどうしたらいいかというと、やはりご愛顧いただき

        • 【書きなぐりショートコラム】聴くだけで信頼される「ビジネスヒアリング」のコツVol.01

          本日のお題:「キーワードを拾って真意を問い、独自性を測る」 “初対面の相手から本音を引き出す”。僕らプロのインタビュアーには、そんなハードルの高い命題が課せられる。本音を語ってもらうためには、与えられた時間の前半、できるだけ早い時点で相手の信頼を獲得しなくてはならない。“こいつにだったら、何でも話して良いかも”という気持ちにさせる必要があるということだ。 人は自分の理解者に心を開く、あるいは同じような感覚、感性を持っている人と話を続けたくなる。しかし、口先だけで「わかりま

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          My job,my identity(EX edition)/プロインタビュアー伊藤秋廣

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          40歳・未経験で脱サラフリーランスに。50歳超で起業するに至るまでの激闘の記録(Vol.2)

          40歳で異業種から独立。まったくコネも実績もない状態から一人、コツコツ営業活動を続けてきた株式会社エーアイプロダクション代表・伊藤秋廣が、自身の経験を交えながら、その営業術について語ります。 ――前回の記事では、独立したての頃にゼロイチでお客様を集めていった経験談をお聞きしました。それから次第に拡大フェーズに移っていったのですか。 そんなに、綺麗に絵に描いたような拡大なんて、なかなか…。浮き沈みの連続ですよ。なかなか安定しない。もちろん定期的に仕事を発注してくれる顧客もあ

          40歳・未経験で脱サラフリーランスに。50歳超で起業するに至るまでの激闘の記録(Vol.2)

          40歳・未経験で脱サラフリーランスに。50歳超で起業するに至るまでの激闘の記録(Vol.1)

          40歳で異業種から独立。まったくコネも実績もない状態から一人、コツコツ営業活動を続けてきた株式会社エーアイプロダクション代表・伊藤秋廣が、自身の経験を交えながら、その営業術について語ります。 ――独立当初、何かコネとかなかったのですか。 僕の場合、編プロや出版社に在籍していたわけでもないし、2世タレントでもない(笑)。ごく普通のサラリーマンで、強力なコネクションなどまったく存在しない状態から独立を果たしましたから(前回記事参照)、すべてイチから顧客開拓をするしかないと覚悟を

          40歳・未経験で脱サラフリーランスに。50歳超で起業するに至るまでの激闘の記録(Vol.1)

          プロインタビュアー伊藤秋廣の正体(実績INDEX2023/01-06編)

          多彩な実績のうち、象徴的なものをピックアップしてご紹介します。 DX関連 →【必要スキル】テクノロジー知見×ビジネス視点のMIX https://a-i-production.com/news/2023-06-01 https://a-i-production.com/news/2023-04-19 https://a-i-production.com/showcase/2023-05-26 導入事例 →【必要スキル】ビジネス理解×プロダクト理解のMIX https:

          プロインタビュアー伊藤秋廣の正体(実績INDEX2023/01-06編)

          プロインタビュアー伊藤秋廣の正体(客観編)

          【お客様から寄せられている声(抜粋)】 「プロインタビューアーという言葉に初めて触れる機会になりましたが、事前にかなり調べて頂いたのだろうと思うのですが、こちらの話したい文脈をうまく引き出して頂き大変感銘を受けました」 (インタビューを受けてくださった大手Saas企業の事業責任者の声) 「大変話しやすく進行頂けました。フォームに回答させて頂きましたが、8点にさせていただいた理由は依頼料金がわからなかったのでその分引かせて頂いた次第です。当日のインタビューの質自体は10点だ

          プロインタビュアー伊藤秋廣の正体(客観編)

          書き手の意図とやら

          日本で三本の指に入るプロインタビュアー伊藤秋廣が、コンテンツ制作にかかわる現場経験をコラム化しようというシリーズ。今回は「書き手の意図」についてサクッとイカせていただきます。 “ライティング”と“書き起こし”の違いは、書き手の意図の有無にあるという記事を目にした。前者にはそれがあって、後者にはない。そういう意味では、記事コンテンツだけでなく、あらゆるメディアにおいて取材者=表現者側の意図は働く。企画者や取材者の意図に沿って取材されて、恣意的に編集カットされ、取材を受けた側の

          プロインタビュアー伊藤秋廣の正体(立身編)

          【profile】 1966年生まれ。東京都出身。中央大学法学部卒。河合楽器製作所、株式会社インテリジェンス(現:パーソルキャリア)などを経て、2006年にインタビュー・ライターとして独立。2019年に株式会社エーアイプロダクションを設立し代表取締役に就任する。年間500人/100社以上対応するプロ・インタビュアーとして、これまで多くの経営者、文化人、タレント、学者、医療従事者、アスリート、専門家、ビジネスパーソンの話を深掘り、そしてドラマチックに記事化してきた。 【INT

          プロインタビュアー伊藤秋廣の正体(立身編)

          プロインタビュアー伊藤秋廣の正体(引き出し編)

          年間500人前後の著名文化人、専門家、タレント、アスリートから、経営者、医療従事者、ビジネスパーソン、学生まで、ありとあらゆる分野・立場の方に対して、台本不要のロング・インタビューを実施。対話の中から、数多くの“名言”を引き出してきた。伊藤秋廣の引き出し(対応ジャンル)Fintech/HRtech/VC/漁業×テクノロジー/ハウスメーカー/利用者のご自宅訪問取材/飲食チェーン経営者/就活/内定者インタビュー/ソフトハウス/住宅展示場/医療/歯科衛生士/ドクター/歯科医師/大学

          プロインタビュアー伊藤秋廣の正体(引き出し編)

          優れたインタビュー記事は、本音と建前の中間点に位置する

          優れたインタビュー記事というのは、本音と建前のちょうど中間点あたりに位置していると思います。公開される前提で制作される記事なので、もちろんすべて本音を書くことはできません。インタビューイーのビジネス上の関係者、同僚やクライアント、あるいは敵対的なライバルだって読むかもしれません。同級生や奥さんなど、プライベート人脈だって目にするかもしれません。あらゆる可能性に目くばせしながら、せっかく心を開いてくださったインタビューイーが、“正直に語ったがために窮地に陥るような文章を絶対に世

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          優れたインタビューとJazzの共通点

          先日、あるBtoB企業様の導入事例インタビューを終えたとき、その日初めてお会いしたクライアント様にめちゃくちゃ褒められて、こんな質問もいただいたのですね。 「先方への質問はすべて事前に考えてくるのですか?」 いやいや、僕はエスパーじゃないので、どんなに綿密に準備したって、当日、インタビューイーが何をいうかまでは予測できません。質問のほとんどが、その場あわせのアドリブなのでと答えて、感心されまして。本当にアドリブなんですよ、まあ、会話と同じなのですよ。普通に知人と会話す

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