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自由と踊る

SNSの普及で、色々なハラウの動画を目にする機会が増えた。
どなたが先生かも分からないけど
なんとなく、たぶんこの方が先生、あるいはアラカイさんなんだろうなー
と思しき方が動画の中に見つけることができる。

技術的にも表現的にも優れているから目を引く
というのもあると思うけど、何が大きく違うかというと
「自由度」な気がしている。

多くの場合、先生という立場の方が、生徒に指南するという場面はあっても
生徒たちから先生に物申すことは、ほとんどないと思う。
先生(と思われる)方々は、舞台の上でも、とにかく自由に見える。


私のフラは、ハワイに来てから、とにかく自由度が高くなったと思う。
昔の動画を見ると、苦しそうというか、息が詰まる。

何が変わったんだろうと振り返ると
ハワイの先生たちは、細かいところを見逃してくれる。
(当初は、気がついていないと思っていたけど
ちゃんと大事な大会の時は、めちゃくちゃ細かいとこまで注意されるから
見えているけど、時により見逃してくれるんだと思う)

あと私にとって、自由を教えてくれた大事なアンティーがいる。
彼女は、自由というかフリーダム。
振り付けを覚えるのは苦手だけど、そんなことは気にしていないし
でも、音楽を感じて踊るのが大好きな人。
彼女から、フラを楽しむ気持ちをたくさん教えてもらった。

自由という事を考えるときに、私自身が書いた小さなメモを思い出す。
大会の為に、初めてハワイからミュージシャンが来てくれた時
似顔絵付きで、彼らを見た感想を書いている。

みんな自由に体を動かして、のびのび楽しそう。
私もいつか、あんな風に踊れたらいいな。

今もあの頃も、同じものに憧れを持っている。

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