Akiho

ハワイ島在中Hulaダンサー 1児の母、時々パン屋さん

Akiho

ハワイ島在中Hulaダンサー 1児の母、時々パン屋さん

最近の記事

恋とは似て非なるもの

Netflixの「韓国ドラマな恋がしたい」にハマっていた。日本のAbemaのシリーズも見ていたから好きなシリーズではあるんだけど、今回の「韓ドラ恋」はとにかくドラマの主題歌が良かった!ご覧になった方はきっとわかってくれると思うけど、アイナ・ジ・エンドさんの『華奢な心』、もー猛烈に良かったと思う! ドラマの中の絶妙なシーンで流れるこの主題歌。回を重ねるごとに、あー、いいなぁ。やっぱりいいなぁ、と思わせてくれた。ネタバレってほどじゃないと思うけど、このシリーズの特徴は、恋愛ドラ

    • プレゼントが戻ってきた話

      久しぶりになってしまいました。 みなさん、お変わりありませんか? 日本滞在も残すところあとわずかになり、やっと落ち着いてnoteを開くことができました。もうクリスマスですね。最近、昔の私のプレゼントが違った形で、また私に嬉しい気持ちを届けてくれた話です。 ふと目に入った洗面台に置かれたヘアブラシ。もうすでに柄が折れてヘッドだけになっている。ブラシの背中には、何が描いてあるか分からないぐちゃぐちゃっとした色のまとまりに、マジックペンで お父さん ありがとう S 63,6,

      • ソサエティを探さなきゃ

        帰国して一ヶ月半くらい、パートナーがハワイに戻って三週間ほど 私たちは既に、お互いが近くにいなくて寂しい気持ちになっている笑 息子は一時保育にも慣れてきて、登園時は寂しい気持ちを見せるけど 彼のタイミングを待っていると自分から「行ってくるよ。」と言ってくれる。 金銭的な面(私の貧乏性癖)からの計算で週に2回、1日4時間程度となんとなく決めている。 友達から薦められてたのに、読めずにいた『ヘルシンキの生活の練習』という本を空いた時間に少しずつ読んでいるんだけど、現状の私の前

        • 日本に帰国中

          8月の終わりから、日本に帰ってきている。 私の予想をはるかに超える、暑さと蒸しかえる日々にびっくりした。 帰国してから、祖父の一周忌があり、台湾・韓国旅行へ行き、長野でロッジに泊まり、吉祥寺で買い物して、地元のお祭り、幼なじみと再会し、祖母の50日祭、息子の初めての一時保育、と忙しい日々が過ぎるうちに、いつの間にか秋の空気である。 夏の暑さは、初めましての経験だったけど、雨が季節を運んでくる感じは、あっ、懐かしいなと思った。 忘れているだけで、私の体にこの感覚は根深く残っ

        恋とは似て非なるもの

          要らぬ自己犠牲

          最近気がついたことなんだけど 私は何かを判断するときに自分が少し犠牲になる方を選ぶ癖がある。 なんだか、とっても日本の美徳っぽい考え方だよな… 例えば、私とパートナーだと、彼の方が仕事をしている事もあり やらなくてはいけないことが多い。(と推測してる) お互いが家にいる時でも、私が”少し”無理してでも 彼が一人の時間があった方がいいんじゃないか? などと、頭で計算していることが多い。 しかし、この”少し”というのが、後になって大きな厄介に 変わっちゃうことが最近多いのです

          要らぬ自己犠牲

          夏の過ごし方

          ハワイも暑い日が続いている。 直接日差しを浴びると、とにかく暑い。 ちょっと木陰に入ったり、海辺に行けば涼しい風を感じられるけど お家で料理などしたら、部屋の温度は一気に上がってしまう。 最近気に入ってる、家での過ごし方は ラナイで過ごすこと。 ハワイ語でベランダの様な場所を意味します。 我が家は、玄関がラナイの役割も果たしていて 日陰になっているけど、網戸で風が通る様になっている。 庭のプルメリア、ティリーフでレイを作ったり 息子の髪の毛を切るのも、必ずラナイでやる。

          夏の過ごし方

          わたしの結婚

          パートナーと付き合いたての私は、まだ色々女性として乙女である自分と 本来の自分との間で、ゆらゆらしていた。 ハワイ移住前の婚活期間(驚くほどうまくいかなかった笑涙)で 女性としてのモテみたいなものを 不必要にアップデートしすぎていたせいもあり 私自身が本当に望むことと、一般的に多くの人が望んでいることが 自分の中で混ざった状態だったと思う。 そもそも、結婚して子供を持つのが幸せのゴールだと信じ込んでいた私に 彼は、結婚の必要性や、自分達の子供である重要性など これらが社会

          わたしの結婚

          自由と踊る

          SNSの普及で、色々なハラウの動画を目にする機会が増えた。 どなたが先生かも分からないけど なんとなく、たぶんこの方が先生、あるいはアラカイさんなんだろうなー と思しき方が動画の中に見つけることができる。 技術的にも表現的にも優れているから目を引く というのもあると思うけど、何が大きく違うかというと 「自由度」な気がしている。 多くの場合、先生という立場の方が、生徒に指南するという場面はあっても 生徒たちから先生に物申すことは、ほとんどないと思う。 先生(と思われる)方々

          自由と踊る

          好きなハワイ語

          前回の記事で「正しい」という言葉を使ったけど なんとなく、あー本当にフィットするのは この言葉じゃないんだなーと思っていた。 ハワイ語で『pono(ポノ)』 色々(ハワイ語では6種類、英語に訳すと83種類!)意味はあるんだけど 本来あるべき状態のこと、調和の取れた状態というのが 日本語ではあまり使われない表現で私は気に入っています。 「正しい」と言われると、個人の見解でしかないけど 『pono』だと、相手や取り巻く環境のことも含め 視線が少し広がる気がしています。 ただ

          好きなハワイ語

          正しい問いを

          友達の姪っ子が今、高校留学に行っているらしい。 去年会ったときはまだ出発前で、不安げな様子だったけど 肌に合うらしく、1年の予定を延長して2年目に突入したそうだ。 今年の夏に、日本に一時帰国するそうだけど 私の帰国とは時期がちょっとずれるみたいで会えそうにないけど 将来にやりたいことが色々あるみたいで 友達から何かアドバイス?とかあったら聞かせてーと言われた。 私が留学したのは30歳も終わりかけの頃だったから 全くもって状況は違うと思うけど 留学を通して知れて良かった事は

          正しい問いを

          絵本から始まる洗脳

          子どもの頃から絵本は割と好きな方だったと思う。 本の編集をする叔母が、何かと贈り物でくれたり 母と一緒に図書館に行って、読み聞かせ会に参加するのも好きだった。 息子が生まれてからも、本が近くにあったらいいなと思って 日本から送ってもらったり、コロナの規制が落ち着いてから 家族で日本に帰った時も、本屋さんで何冊か買って帰ってきたりしている。 そんな中、息子用にと選ぶ絵本は自分自身が触れてきた時とは違う 新しい目線で読んでいることに気がついた。 絵本には幾つかの種類?効能?

          絵本から始まる洗脳

          待っている未来

          久しぶりに自分一人の時間ができたので 私自身との作戦会議をしてみた。 メモを開いてみたら2020年末の振り返り以降止まってた。 ほー、この1−2年は、なんか彷徨ってたんだな、と。 確かにそうだし、お疲れ様と言ってあげたい。 私の作戦会議の仕方は、単純で 月毎に、既にある自分の予定を書き出して そこに、こうだったらいい、こんな感じで過ごす、 のように、付け加えていくだけ。 以前はもっと、仕事のことやお給料はこのくらい、とか 数字や戦略っぽかったけど、その辺も結構変化あるな。

          待っている未来

          日本滞在の楽しみ

          今年は8月末から年を越して1月までを日本で過ごす予定です。 前回の滞在では、家族と箱根に行ったり、祖父母と会ったり 短い中で、コロナぶりの日本を満喫できた。 ただ、なんか色々ミスしたこともあって やたらとうどんと天ぷらばかり食べていたし 大人数が揃うときは、餃子ばかりになったり ちょくちょく、もっと別のものが食べたかったなーと振り返る。 今から準備しているのは ・Kindleで出ていない書籍のリスト ・三鷹吉祥寺の美味しい食べ物リスト 本を読む時間がゆっくり取れるとは思

          日本滞在の楽しみ

          言葉が具現化しやすい場所

          ハワイに移住してからの私は本当に順風満帆だ。というと 誤解されたり、本質の部分を見ずに 外側だけ(結婚したり、フラの大きな舞台に立ったり)を見て 判断されたりするけれど、大事なのは結果ではなくて 私自身がハワイにいると、とにかく気分が良い!という事だと思う。 移住当初は、単純に気候の暖かさの影響かとも思ったけど それだけではないと思う。 自分の細胞レベルで喜べる場所を見つけられて、ホッとしたのも 今思い返すと、懐かしい。 というのも、私は生まれてから何だかここは違うなぁと

          言葉が具現化しやすい場所

          巡る命

          人として生まれたら、いつか必ず死んでいくのは 決まっていることなのに、どうしていつも悲しいんだろう。 フラを踊るときに、空を見て浮かぶ顔が2人になってしまった。 私はダンサーとして彼らの歌で踊れていたから やっぱり、彼らの声で踊れないのがとても寂しい。 彼の特別な声で、大切なアンクルを歌った曲を踊れて本当に光栄です。 ただ言い換えれば、自分の体の中に彼らが根付くまでの時間を 一緒に過ごせたという事だとも思う。 私にとって、心を震わせてくれる人が こんなにも近くに生きていて

          辿り着きたいのはここ

          しばらく気持ちが落ち着かず、noteを開けずにいました やっと、過ぎた時間に何を思っていたのか、何を感じていたのか 自分自身を振り返ってみようと思います。 私にとって今年(人生で?)一番のイベントだった メリーモナークが4月の中旬に行われました。 今回のステージに向けて、予期せぬことが起こり 準備の期間も長くなったり、ハラウとしても道のりは険しかったと思う。 私自身も単純に、もっと踊りたい!の気持ちだけでは足らない えーこんな感じなの私!(涙)状況で非常に大変だった。 加

          辿り着きたいのはここ