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【未経験の方必見!】施工管理に向いている人ってどんな人?その特性や仕事のやりがいを解説します!

世の中には様々な職業があり、それぞれ人の性格・志向によって向き・不向きがあります。では、施工管理の仕事の場合は、一体どのようなタイプが向いているのでしょうか?施工管理の仕事に適した性格・志向・資質といった観点から解説していきます。

施工管理に向いている人の特性とスキル

施工管理職は、建築現場における工程スケジュールをはじめ、工事の品質、現場環境の安全確保や作業人員の健康、時間と工事コスト面など、様々な要素を調整し進行管理していく仕事です。施工管理者には、様々な関係者とやり取りするためのコミュニケーション能力や、状況判断力、決断力など、多くの素養とスキルが求められます。以下、施工管理職に向いている人の5つの特徴を紹介します。

技術的なことに知識や興味がある

施工管理は、建築現場において工法や資材、機械・機器、規制・法令など常に最新情報をインプットし、知識をアップデートし続けることが必要なため、学習・習得が求められます。中でも国家資格「施工管理技士」の資格取得に向けた勉強は欠かせません。時には上司や先輩社員に質問するなど、知識を積極的に取り込んでいく姿勢も大事です。好奇心旺盛で学習意欲があり、新しい情報を集めるのが得意な人ならば、建設業界でも貪欲に知識を吸収し成長できるでしょう。

コミュニケーションスキルが高い

施工管理は、顧客や社内の各部門スタッフ、協力パートナー会社、設計者など、プロジェクトに携わる様々な立場・役割を持つ人々と協力して仕事を進めていきます。そこでは多くの調整や交渉事が発生し、時には作業者へ指示を出すなど、コミュニケーションが欠かせません。またそれぞれ異なる組織や立場の人に合わせながら歩み寄る姿勢が求められます。日頃から積極的に人とコミュニケーションを取ることに抵抗がない方は現場でもそのスキルを活かせることでしょう。

リーダーシップスキルが高い

施工管理には、プロジェクト進行を円滑に行うため、現場に従事する関係者や職人を統率し、効率的に進行できる強い意志と責任感を持ったリーダーシップスキルが求められます。
現場の状況を的確に判断し、先を想定した上で的確な指示を出し、時には作業員とコミュニケーションを図り、問題点の把握と解決を試みながら全体の士気を高める先導役を目指しましょう。

細部への注意ができる

作業工程や現場環境での抜けや漏れ、トラブルや障害に繋がる様々なリスク要因は至る所に存在します。従って様々な情報に常にアンテナを張り、細部まで目配りができる注意力が求められます。時には先回り・先読みすることにより、未然にトラブルや障害リスクを回避することができます。注意力を養うためには、やはり現場での経験・知見の地道な積み重ねが不可欠です。

問題解決能力が備わっている

施工管理は、プロジェクト工程を細部まで把握し、刻々と変化する状況に的確に対応することが求められます。工程では様々な問題や障害、トラブルが発生します。こうした困難な事態に直面した場合には冷静に代替案やバックアップ・フォロー策を考慮し、最適な対策方法を選択決断。各関係者と交渉や調整を行い、要請・依頼、現場の職人には指示出しを的確に行うなど、一つ一つ問題を丁寧に解決へと導く力が必要です。問題解決能力の伸長には、やはり現場での様々な経験や知見を蓄積していくことが重要となるでしょう。

未経験者でも施工管理の職に就ける!その理由とは?

施工管理の仕事は、近年の人材不足を背景に未経験者でもどんどん採用される傾向にあります。業界知識がなく未経験でも、現場に配属され日々の業務に携わる中で経験を積んでキャリアアップしていくことは充分に可能です。

実習プログラムなどがありスキルを身に着けやすい

未経験の人でも現場での実習を通じて必要な知識やスキルを習得できる様々なプログラムが用意されています。プログラムでの学習と実践を繰り返し、少しずつ施工管理技士の経験を積んでいきます。

建設業界への需要が高い

施工管理技士は、建設業法により建設工事現場への常駐が義務付けられている点から、常に需要があります。また、団塊世代の施工管理技士が大量に退職して人材不足となっているため、求人ニーズがより一層高まっています。

人材のニーズが高い

厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年9月分)」によると、有効求人倍率は1.29倍であるのに対し、施工管理を含む建築技術職の有効求人倍率(常用)は5.69と高倍率になっており、この職種の人材ニーズが高いことを示しています。更に1級施工管理技士資格保持者は、より需要が高く重宝される傾向にあり転職に有利です。

施工管理のやりがいって何?

転職先を選ぶ際に気になるのが「仕事のやりがい」という方も多いと思います。ここでは施工管理の仕事におけるやりがいを紹介します。

プロジェクト達成の喜び

施工管理は、図面に描かれた内容を具現化していくことが仕事です。紙の上の情報をもとに何もない場所に新たな建築物を作るため、材料や施工方法、協力会社選定など必要となる要素を検討しなければなりません。難易度の高いプロジェクトでは、多くの困難に遭遇し、試行と失敗を繰り返すこともあるでしょう。しかし、そうした苦労を経て建築物が完成した際には、非常に大きな達成感と喜びを感じることができる筈です。
ゼロからの創造には多くの人員、資材、時間などコストを費やし困難を極めるからこそ、プロジェクト完遂は大きな達成感とやりがいを実感できるでしょう。

チームで成果を出す達成感

工事プロジェクトは「チームで行う仕事」です。一人で成し遂げられるものではなく、多くの人と協力・連携し「施工完了」という最終的目標を共有して進めていきます。職人や作業員、多くの関係者とのチームワークが欠かせません。ひとつのチームで苦難を乗り越え成果を上げる達成感は、一人の時を遥かに上回る醍醐味があるでしょう。

給与がやや高め

施工管理に限らず、建設業界の給与は他業界と比較して高い水準となっています。国税庁が公表した「令和4年分民間給与実態統計調査結果」によると、建設業界の平均給与は約529万円。全平均給与の約458万円よりも約70万円程度高い結果が出ています。
参考:国税庁企画課データ活用推進室 令和5年9月『令和4年分民間給与実態統計調査結果について』https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2023/minkan_2023/pdf/01.pdf

社会貢献できる

都市におけるマンションやオフィスビル、商業娯楽施設などには多くの人が集まります。そして道路や橋梁、トンネル、ダムなどは人間の社会生活になくてはならないものです。これら構造物を作り上げ、老朽化した設備を改修する建設の仕事は、人間の社会生活に多大な貢献をしているといえます。また、地震や水害など大規模自然災害が発生すると、復興に向けた作業が迅速に開始されますが、その最前線を担うのが他ならぬ建設業界です。素早い災害からの復興・復旧作業もこの仕事だからこそできる社会貢献です。

自己成長を感じることができる

施工管理は専門職であり、日々の現場業務の中で多くの「学び」があります。日々現場業務の中で上司や同僚、職人など共働する多くの人々から、様々な仕事に関する知識を教わり、自身の中で少しずつ経験や知識として積み重なっていきます。そうすると、業界や仕事について全くイメージできなかったことが、体験や知見の積み重ねによって自然に頭に浮かぶなど、変化を実感できるようになります。そして、これまでできなかったことができるようになった時、改めて自分自身の成長を体感できる。その機会が多いのが、この仕事の特徴の一つです。

未経験から施工管理への道、その可能性


施工管理の仕事は、未経験者にも門戸が開かれており、やる気次第でキャリアアップする機会が充分にあります。時には「厳しい・キツい」という場面に遭遇することもあるでしょう。しかし、地道に続けていくことで経験や自身も身について成長感を実感できます。また国家資格を習得できるのに加え、プロジェクトを成し遂げる達成感や、ものづくりに携わる喜びも味わえます。少しでもこの仕事内容に興味を持ったならば、ぜひこの道にチャレンジしてみてください。

アーキ・ジャパンでは未経験から建設業へ一歩を踏み出す方をサポートしております。独自の研修プログラムやサポート制度をご用意しておりますので、共にキャリアアップを目指しましょう!
先輩社員の転職経験談は下記サイトよりお読みいただけます!
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