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こねる、つつむの2ステップ!点心教室肉まん部は初心者でもプロの味。

こんにちは!伊勢亜希子です。
突然ですが、冬になると肉まんを食べたくなるのは私だけでしょうか?
コンビニに並んだ肉まん、スーパーで買う冷凍の肉まんも普段気軽に食べるにはいいですが、なんといってもおすすめなのが手作りの肉まん。
生地から手作りした肉まんは、月並みな言葉ですが「最高」です。
柔らかくて弾力のある少し甘い香りのする蒸したての生地と、口いっぱいに広がるお肉の旨みを知ればもう他所の肉まんは買えなくなります。

そんな手作りの味が誰でも簡単に楽しめる五反田の肉まん教室「点心教室肉まん部」に行ってきました。
2時間6000円のレッスンで、ランチサービス付き・持ち帰り肉まん10個付きです。
肉汁があふれる肉まんを食べてみたい人、肉まんはコンビニで買うものだと思っている人にこのレッスン体験記をお届けします。

レッスン当日の1月20日は、一段と冷え込んだ土曜日。
温かい肉まんを囲むにはベストタイミング。
肉まん部のレッスンのセールスポイントは、とにかく簡単で作りやすいところ!
粉の計量も肉だねの準備も、講師の宮崎さんが完了させた状態で生徒を迎えてくれます。
参加する私たちがすることは、粉をこねて包むだけ。『膨らまなかった!』『肉ダネが足りない!』というアクシデントの心配もいりません。
こねる、つつむの2ステップで誰でもプロ級の肉まんができてしまいます。

まな板と綿棒が人数分並んだレッスンスペース。
すでに計量した粉を準備してもらえるので、初めてさんでも安心✨

最初に一人1枚レシピをもらい、作り方の簡単なレクチャーを受けます。
粉にぬるま湯を加えてこねる方法、こねた生地を10等分にして肉まん一つ分の生地を作ること、肉だねの包み方…肉まんづくりも手作り生地も初めてな私にとっては、すべてが新鮮な驚きの連続でした。
今回教わった、宮崎さんオリジナルレシピにはこだわりがたくさん詰まっています。
国産の小麦粉を使い、肉だねにはパン粉とアワビでつくられたアバロンソースを混ぜて蒸しあがりのジューシーさと旨みをプラス。
「パン粉入れるなんてびっくりですね!」「ハンバーグ作るときみたいだね」と、ほかの参加者の方と大盛り上がり。少し味見をさせていただいたアバロンソースは、昆布のような強い旨みを感じるぜいたくな味わい。期待がどんどん高まっていきました。

講師の宮崎さん。粉をこねる工程のお手本を見せてくれる所です。

レクチャーの後はいよいよ肉まんづくり!
ボウルに入った粉に、ぬるま湯を入れて生地を一つにまとめていきます。
「ボウルも手も汚さないのが、一流の証」
これは講師の宮崎さんがかつての師匠に言われたことで、手早くキレイに生地を作れるようになると一人前だそうです。宮崎さんが一瞬で大きなお団子状の生地を作っている様子をみると簡単そうに見えるのですが…実際にこねてみると、粉が手にまとわりついて一苦労。初めてというのもありますが、手先が冷たい体質なので余計に生地がまとまりにくいのです。

粉と格闘している私(右)。一緒に参加された方は素早い手つき!



悪戦苦闘しながらも講師の方の手を借りてなんとか生地を作り上げ、めん棒で伸ばしてから10等分に分けるところまで終了。分けた生地を一つ一つめん棒でのばし、薄い円状にしてから肉だねを包んでいきます。


肉だねが溢れそうになったり、包みかたを間違えて餃子ができそうになるハプニングもありましたが、4個めくらいからはコツをつかみ包むのがとても楽しかったです。
最後の1つを包み終えたときは、もっと作りたい!と思うほど。

蒸す前の肉まんの写真

この日一緒に参加された方は、肉まんづくりは初めてでもパン作りの経験を活かした生地のこね方や包み方がとても上手で、何度もお手本にさせてもらいました。
生地を作るときは手を粉でベタベタにしていた私ですが、10等分にした生地を円形に伸ばす工程では花まるを頂けてびっくり。
「生徒さん一人一人得意な部分が違って、個性が出るから毎回のレッスンが楽しいんですよね」宮崎さんが肉まんのレッスンについてこう話していましたが、一人一人違うからこそほかの人の作っているところを見て勉強になるし、自分も上達するんですよね。

10個完成したら、せいろに入れて蒸していきます。
蒸しあがりを待つ間は、宮崎さん特製ランチを頂ける特典付き!
大葉を効かせた爽やかなもち米シュウマイ、パクチーと蒸し鶏のサラダ、野菜の酢の物、すりおろしれんこんのスープ、そして試食用にあらかじめ作ってくださった肉まん3個が付いた豪華メニューです。(アレルギーがあって食べられないものは事前にお伝えすれば抜いていただけます。)

ランチを食べてお腹いっぱいになった頃、蒸したてホカホカの肉まんがついに私たちの前に現れました!


手作りの生地はほんのり甘い香りで、柔らかいのにコシのある食感。
胸を躍らせながら半分に割ってみると…中からジューシーな肉汁が!
「おいしい!作ってよかった!」思わず笑みがこぼれる美味しさでした。
この出来立ての感動、まだ知らない人にはぜひ味わってほしいものです。

お土産にした手作り肉まんは家族やお友達におすそ分け。
みんな「コンビニで買うのと全然違う!」と大喜びでした。
私も次の日に温めなおしていただきましたが、時間がたってもふっくらジューシーなのが忘れられません。
手軽に楽しく、おいしい肉まんを作れる「点心教室肉まん部」はいつでもメンバー募集中!
出来合いの肉まんを超える味を体験しませんか?



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