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5歳の小さなこころ

年中まもなく終了という時期のこの頃。

息子に、急になんだろう?という症状が出始めました。

寝る前に、えづくような感じになったり、そこから寝る前と言わず、えづく、でも吐かない、ゲップが出たりとかに変化してきました。

最終的には、舌がピリピリするのか、唾が溜まってきてしまう、という症状になりました。

2箇所小児科を回ったのですが、夜だけ症状の時には、本当に吐いたりしないのであれば様子見でいいとの診断を受けました。

でも、唾になってきた時にはやはり基本メインで通っている小児科にも行き、その頃にはなんとなく理由が分かってきた感じがしていました。

年長さんになることへのプレッシャー

これだと思われます。

症状がで始めたのがここ2、3週間といった感じなのですが、この間、息子から

年長さんってね、かっこいいんだよ、背も高いし、なんでもできる..!

と3回ほど言われました。

3回目くらいには、ん?あーそうなんだ..?なんかやけに年長さんを持ち上げた発言をするな、と感じ始めていました。

小児科でもこの件を話すと、園ではそういったこと言うけども、子供は勝手に自分のペースで成長するものだから、とのことでした。

漢方もらって、蜂蜜入りで食べさせたら、薬飲めたことでそれが自信になったのか、薬飲んだ日から症状が止まりました。

ねぇ、年長さんになるのってドキドキする?

うん。

そのドキドキってワクワクのやつ?それとも頑張れるかな..のやつ?

頑張れるかな、のやつ..

私が言ったことへの反復かもしれないけども、でもやっぱりそうなのかな?と感じるやり取りでした。

あのさ、年長さんって別にかっこよくないよ。

え!かっこいいよ!

初めから背が高い人もいないし、かっこいい人なんていない、運動会でソイヤ(踊り)するくらいになる頃にはかっこよくなってるんじゃない?

大丈夫大丈夫いい続けても回復しなかった症状でしたが、治ってきたことから、あーやはりプレッシャーだったのかなって思い、園にも伝えました。

するとやはり、世代交代で年長さんがやっていた片付けを年中さんがし始めたり、教室に見学に行ったり、黒板に、分かりやすく、3がつ→4がつと書いて移行していく様子を説明してると言われました。

5歳のこころ、精一杯我慢したり、頑張ろうと努力したりしているのだな、こんなことを強く感じすぎてしまうのだなと思わされました。

少し繊細さん、なのだと思うし、小児科の先生からも、そんな風なことも言われました。

きっと小一の壁とかある子なのだと思います。

今日図書館から借りてきた本の中に、車にひかれそうになる子供をかばって、犬がかわりにひかれてしまう(骨折だけで済む)という設定の絵本がありましたが、私につっぷして半泣きになってしまいました。

愛犬がいるからこそなのかもしれませんが、やはりここでも何かを強く感じ取ってしまい、とても感受性豊かなのだなぁと思わされました。

そんな息子は、園にある畑でじゃがいもを植えるのを見ていたのか、実際に植えたのか分かりませんが、終わった後に、先生ありがとうー!と言ったようで、とても優しい子ですと言われました。

そう、本当にお友達や先生にかけてあげられる言葉が素晴らしいことや、ご近所さん、お店の人に進んで大きな声で挨拶をする息子を見て、大胆な部分と繊細な部分を持ち合わせている、本当はどっちなのだ?と思わされる毎日です。

しかしながら、子供のSOSはどこかに必ず理由が隠れているのだと改めて思ったので、今後もしっかりと向き合っていくことが大事だなと思いました。

5歳の小さなこころ。

自分はどんなことを感じて過ごしていたのでしょうね。

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