あきこー

丁寧な暮らしに憧れる30代独身女のゴミみたいな生活記録。 スーパーマーケット巡り、手帳…

あきこー

丁寧な暮らしに憧れる30代独身女のゴミみたいな生活記録。 スーパーマーケット巡り、手帳、韓国コスメ開拓、昭和グッズ、うつわ、電車旅行が好き。

最近の記事

これで私も長谷兄に

 遅くなったが年明けから少しずつ今年の手帳を作りこんでいる。長年EDITの1日1ページの手帳を使用しているので、まずは、1ページずつ真ん中に線を引き、左側に仕事のスケジュール記入欄、右側に「HOUSE WORK」や「SHOPPING LIST」などのスタンプでプライベート欄を作る。  次に1年間の目標100個や1ヶ月の目標などを前後のページに記入する。目標は「仕事」「お金」「健康」「趣味」「姿勢」「くらし」「挑戦」「買い物」「その他」の項目に分け、トータルで100個書く。

    • おばちゃん、またね

       1年前に母と2人で関西に行った際に、奈良に住む母のイトコと合流して一緒に観光をした。母のイトコは典型的な関西人のおばちゃん。どこでもノンストップで辛口なことを喋り続ける。しゃかしゃか歩いて、少しでも安くなる方法を探す。関西の人に馴染みがない九州育ちの私にとっては楽しく、新鮮な経験で面白かった。  しかし、昨年のはじめからおばちゃんは体調を崩し、夏が終わる頃には終末病棟に入院した。ガンが転移して治療ができないところまできていたらしい。定期的な近況報告が途絶え、心配していた矢

      • わたしとまるちゃん

         「お前はちびまる子ちゃんに出会わなければ、もっと真面目な人生だったろうね」  昔、兄から言われた言葉である。    ちびまる子ちゃんは作者の幼少期を元にしたエッセイ漫画。初めてちびまる子ちゃんを読んだ小学生の私は「すべて本当の話なんだ。宿題しなくてもいいんだ!こんなふざけたことをしてもいいんだ!!」とアホな解釈をして影響を受けまくった。まるちゃんは何も悪くなく、私がアホだった。それに尽きる。  その結果、それまではキッチリした子だったのに真面目に生きるのはバカらしいと斜に

        • 最後の悪あがき

           2023年1番の決断。結婚相談所に入った。  きっかけは周りからのプレッシャーや自分自身の焦りもあるが、仕事にしか居場所がない状況に危機感を覚えたことが大きい。役職についている手前、自分を犠牲にすることが多かったが、なんというか振り回されるのに疲れた。激務と言われる業界で働くこと10年。やっとこさ仕事以外の時間を大事にしたいと思うようになった。  コロナが流行り始めた頃、仕事が暇になり婚活をしたことがあった。サクラにもしっかり引っかかった。マッチングした方からの連絡一発目

        これで私も長谷兄に

          定期検診のため眼科へ。近距離で複数人が視力検査をしていたのだが、隣のご婦人が大きい声で「ひだり」というと、私の検査スタッフは、私が言ったと勘違いして「はい正解で〜す♡」と返事。「…え?!え!!」と思っている内に検査終了。視力悪くなっていなかった。

          定期検診のため眼科へ。近距離で複数人が視力検査をしていたのだが、隣のご婦人が大きい声で「ひだり」というと、私の検査スタッフは、私が言ったと勘違いして「はい正解で〜す♡」と返事。「…え?!え!!」と思っている内に検査終了。視力悪くなっていなかった。

          知人が九州に遊びに来てくれた。1年前に関東で会った時は2人して縁結びの神の思し召しに悪態をついていた。今年は地元で有名な恋愛成就の神社に行ったが、やはり2人して「賽銭が足りないの?おみくじの結果に納得いかないんだけど…」と気がついたら文句言ってた。必死な奴の戯れ言と許して下さい。

          知人が九州に遊びに来てくれた。1年前に関東で会った時は2人して縁結びの神の思し召しに悪態をついていた。今年は地元で有名な恋愛成就の神社に行ったが、やはり2人して「賽銭が足りないの?おみくじの結果に納得いかないんだけど…」と気がついたら文句言ってた。必死な奴の戯れ言と許して下さい。

          80過ぎた叔母を外に連れ出そうとお肉をごちそうしたら、しっかり完食。周りが驚くなか、「戦後育ちなもんで」のひとことがじわじわ面白い。おばちゃん、また行こうね。

          80過ぎた叔母を外に連れ出そうとお肉をごちそうしたら、しっかり完食。周りが驚くなか、「戦後育ちなもんで」のひとことがじわじわ面白い。おばちゃん、また行こうね。

          昔から言い間違いが酷い父。最近では、しょこたんが結婚したニュースをみてひとこと。 「おい、シャコタンが結婚したぜ」

          昔から言い間違いが酷い父。最近では、しょこたんが結婚したニュースをみてひとこと。 「おい、シャコタンが結婚したぜ」

          後ろを紐で結ぶデザインの黒のカットソーを着て母に会ったら「飛脚なん?」と言われた。BEAMSなのに。おろしたてなのに。

          後ろを紐で結ぶデザインの黒のカットソーを着て母に会ったら「飛脚なん?」と言われた。BEAMSなのに。おろしたてなのに。

          生きてく強さ

           私の友人は小学4年生のころ、真面目な同級生から「あなたはもうちょっとちゃんと生きた方が良いと思うの」と言われた経験をもつ。数年後の中学1年生の給食時間に、友人はその面白話を自虐ネタとして班のメンバーに披露した。友人とその同級生を知る私は隣で爆笑していたが、そんな私を横目に友人は冷静に「笑ってるけどさ、あんたも隣にいて一緒に言われたけんね」と言った。びっくりした。全く覚えてなかった。   振り替えると小学4年生のころの私たちは、昼休みに家から持参したGLAYのベストアルバム

          生きてく強さ

          コロナ、不時着

           正月に両親、兄夫婦、私と家族全員が揃い「今年も全員健康に過ごそうね」と話した。6日後、両親はともにコロナ陽性になり、高熱で意識が朦朧としていた父は入院になった。仕事中にその一報を母から聞き、頭が真っ白になりながら状況を整理してふと思った。両親が症状が出始めた日から逆算すると私もコロナの可能性があるのではないか、と。何なら両親にうつしたのは私なのではないか。年明けからなんとなくだるいし、喉も痛いような気がする。  頭が混乱しつつも、急いで両親の対応をしてくれた兄に連絡をいれた

          コロナ、不時着

          手帳好きなのにいつも計画倒れ

           ここ数年の年末年始の長期休みには来年の手帳準備をする。手帳を常に肌身離さず持ち歩く私にとって手帳はすべての情報が記載されているいわば自分の分身。時間がある年末年始にのんびり準備して良い年を迎えたい。  手帳準備は大きく3つ。まずは手帳カバー作成。市販のもので気に入るデザインがないため、好きな柄のハギレで手縫いをするようにしている。一見、丁寧な生活をしているように聞こえるが、決してそうではない。昨年は寸法を間違えて完成後のカバーに手帳が入らず手帳のまわりを切ることにした。今年

          手帳好きなのにいつも計画倒れ

          THE関西を知る

           まだこんなに寒くなる前、母が奈良に住むイトコに会いに行くというのに便乗して、関西旅行をしてきた。母がイトコと積もる話をしている間、私はひとりで観光することにした。友人とも都合がつかず、観たかった演劇もチケットが取れず、色々調べた結果、コリアンタウン鶴橋に行くことに。目的はまだ見ぬ韓国ラーメンを開拓するため。  新大久保とは異なり、なんというかガチ感が強い鶴橋。駅は高架下のためか異世界のような空気。「(異世界の代名詞)きさらぎ駅じゃないよね…?」と少し不安になった。それでも

          THE関西を知る

          幸福への旅再び

           少し前に飲み会で生年月日と統計学を元に私を見てくれる人に出会った。私のことをあまり知らない方に、性格や行動傾向をぴたりと当てられた。そのため彼女が言った「将来を考えてる人とは11月までに出会う」「12月5日になにかある」「2月2日に大きな決断をする」という言葉はすんなり信じることができた。 11月に出会い、12月に何かがあり、2月に決断する…。大変、トントン拍子で長きにわたる独身生活が終わってしまうではないか。  その日から何となくにやにやしていたが、仕事に忙殺されながら1

          幸福への旅再び

          年貢の納め時

           かなしいかな、「次いつ会える?」と言ってくれるのは歯医者だけだなと気づいた。  今年1月下旬、何故か急にあった職場の歯科健診。歯医者にはずいぶん行っていない。親からも「歯医者行きなさいよ」と言われ、ずっと気になっていた。「怒られるかなぁ」と不安ではあったが、検診だし、短時間だしと勇気をだして検診の最終日にすべりこんだ。  しっかり怒られた。笑ってしまうくらいみっちり怒られた。偶然空いていたこともあり、きっちり検診され「親のカネで矯正してもらっていて何よこれ!親不孝者!」と

          年貢の納め時

          打ち上げ花火、上から見るか、真っ裸で見るか

           お盆期間中に連休だっため、思いつきで長崎に行ってきた。最近、長崎出身の被爆経験者でもある親戚のおじさんが亡くなり、なんとなく弔いもこめて精霊流しというものを見てみたかった。  といっても精霊流しをよく知らない。「暗く静かな催し」「さだまさし」「お盆」「川に何か流す」「さだまさし」くらいのうっすい知識とイメージ。あまり前情報を入れずに行ってみることにしたが、良い意味でイメージとはかけ離れた内容だった。  どうやら数年前から環境に配慮して川に灯籠うんぬんは流さず、最近は夕方から

          打ち上げ花火、上から見るか、真っ裸で見るか