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3月23日。雪。

7時前、電気をつけなくても字が読める明るさ。本来なら、「うれしい」と続けるべきなのでしょうが・・・時を過ごすうちに小さな雪がさあさあと降って来て、そこでにんまりしています。

最近、どこかずれていることを実感しています。ずれている、というのは、何かと比べて思うもの。私は寒いのも暗いのも好き。薄いコーヒーも好き。
おそらくフィンランド人でも皆が好きなわけではない寒さ暗さ雪が好き。まだ、凝りていないのはアパート暮らしだからか、異邦人だからか。

フィンランドは、少なくとも(今のうちは)そのうち春と夏がやってきて、太陽のまぶしさ(晴れていれば)に驚く日がやってきます。白樺は、数メートルが雪の中にあっても、空を目指して立っていて、今は、葉が開く準備なのか、枝の先々が少しずつ赤くなっています。緑がまぶしい前の準備期間は、こんな風にとても地味。雪の下にうずもれて光を待つのは、かわいらしい花だけではないのです。

フィンランドは春の休み期間が始まろうとしています。まだまだ雪、みぞれ予報、マイナス気温の予報が続きます。もしかしたら冷夏になるのかな・・・(なんて、私の予報は滅多に当たりません)

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