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歯周病という病気

こんにちは。PepreGumのじつひろです。
今日はペットの歯周病という病気とその対策についてお話ししたいと思います。
ぜひペット🐶🐱を飼っている方はご一読ください。


歯周病とは

歯周病は、歯肉炎(歯肉のみの腫れ)と、歯周炎(歯を支える骨を溶かしてグラグラさせる)という症状の総称です。
歯周病というのは、ヒトに飼われている哺乳類であれば罹患する可能性があります。このため、ヒトも、犬も、猫も、動物園のアシカまで、罹患しているといわれています。
これを「人獣共通感染症」である、と言います。
文字のとおり、ヒトも動物も共通の原因でなる病気です。
下記の麻布大学では、アシカの歯周病から人間との交差感染を研究しています。

ヒトから動物に移る可能性がある

上記のプレスリリースにも記載がありますが、ヒトの歯周病がわんちゃんに移る、また、わんちゃんの歯周病がヒトに移る可能性が論文で示唆されています。
もう一つ、重要な事実、歯周病は
最も人類で蔓延している病気」として2001年のギネスブックに掲載され、その記録は今も破られていません。
コロナウイルスではないんですね。歯周病なんです。

そう考えると合点がいきます。
ヒトから動物に感染するなら、動物の歯周病が増えてしまうのは必然です。
逆を言うと、人間もペットも歯周病を減らさないとお互いに罹患数は減らない、ということです。
歯周病の罹患頭数は年々増加しており、小型犬の1歳以上の80~90%がすでに歯周病に罹患しています。ほかの犬種や猫ちゃんも2歳以上の80%は歯周病に罹患しているといわれています。
その正確な数は不明ですが、飼育頭数から割り出すとわんちゃん、ねこちゃん合わせて1,000万頭以上は、程度の差はあれ歯周病に罹患していると考えられます。

何からやればいいんだ

上記の記事にもあるように、歯周病の一番の対策は歯磨きです。
ただ、これが難しい。
お子さんがいる方はわかると思うのですが、歯磨きって難しいですよね、
それ以上にわんちゃん、ねこちゃんの歯磨きはハードモードです。
お子さんは言葉が通じますが、わんちゃん、ねこちゃんには通じません。

ですが、あきらめないでください。
辛抱強く、おやつをあげながら練習すれば、歯磨き=楽しいこと、おやつがもらえること、と理解して慣れてきます。
始めは口のまわりを触るところから。いきなり歯ブラシは絶対NGです。

これまで、どうやってやればいいか教えて~という友人には
LION社のホームページをよく紹介しています。
・わんちゃんはこちら▼

ねこちゃんはこちら▼
※ねこちゃんも、わんちゃんと同程度歯周病リスクはありますよ!

是非一読されてみてください。
次回は、健康と歯について書く予定です。ここまでお読みいただきありがとうございました。またぜひ読んでくださいね。


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