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体外受精3回目 ”不安”いっぱいの末の結果

この記事は、3回目が終わって少し落ち着いてから、
当時を振り返って書いているのですが、
書いていて”不安”というワードが驚くほどいっぱい出てきました。

体重増加と夜間頻尿

今回のサイクルでは、過去2回よりも薬の種類が増えて
長期にかけてとっていたせいなのか、
排卵誘発ホルモンを打つ頃には体重が増加、
しかも1日で1キロ以上増えるような急激な増加です。
過去は採卵間近に体重増加がやってきたのに比べて、
だいぶ早い段階での体重増加に、ただ単に太ったのか、何なのか、
色々考えていまします。
そして、もう1つの身体の変化、夜間頻尿がやってきました。。
必ず朝4時頃に目が覚めてしまい、トイレへ。
加齢なのか、薬の影響なのか、
夜、夕飯後にお茶を飲む習慣があるのでそれが悪いのか、、
これまた色々考えて不安になるし、
物理的にトイレで目が覚めてしまうので、ぐっすり眠れません。

薬を減らす作戦へ

今回のサイクルでは、排卵誘発のためのゴナールFを
MAX量(AM300+PM300)でスタートしていたんですが、
途中の超音波検査&血液検査によって、300+150へ変更。
順調に薬が身体に反応してくれているみたいです。これにはホッと一息。

精子のリフレッシュタイミング

DAY8の超音波&血液検査の時、
ナースから
「明日(DAY9)旦那さんの”スイマー”たちをリフレッシュさせておいてね」
と言われたものの、実は言われる前に”リフレッシュ”してしまっていて、
どうしよう…と不安に…
夫は「大丈夫でしょう」と楽観的というか呑気というか…
DAY10に再び超音波&血液検査があったので
ナースに「実はDAY8にしちゃったからDAY9にリフレッシュしてない」
と言ったら、「はぁ〜」とため息をつかれ、
じゃあ「今日帰ったらして」ということになりました。
この辺りなかなか難しい。。
そして、DAY10の検査では、いつもその場で、
シャキシャキ「次はこうして」という指示をくれるナースが、
「一度ドクターと相談してから次のステップを連絡する」と言われ
うまくいっているのか?またまた不安になります。。
とはいえ、「子宮内膜症の可能性があるにしては
あなたの卵巣は頑張っている」とも言われたので、
できるだけ気持ちを落ち着けます。。

採卵の日

初回の採卵ではアポが7:30だったのに対して、今回は10:30。
2回目は呼ばれるまで待ったりしたのが、今回はすぐ呼び出されました。
採卵は午前中しかやっていないので、
おそらく当日複数人いた採卵患者の最後の枠に入ったようです。
ここでドクターから、「超音波検査では19個の卵胞が見えている。
前回は17個の卵胞が見えていて7個採取できた。
今回も、最低でも9個は取れるように、最大だと19個を目指している」
と説明を受けました。
麻酔ドクターは過去とは違うドクターでしたがまたしてもアジア系。
「フジワラ」と自己紹介されたので、「あ!日本語通じるかも!」と
期待してしまいましたが、バリバリの日系アメリカ人でした。

今回も、採卵する手術室に入ってからは台の上に乗って位置を調整した後は
すぐ麻酔が効いて次に気がついた時はベッドの上で休んでいました。
外では、ドクターとナースが「19個取れた!すごい!」と話している声が
聞こえますが、麻酔で頭がぼーっとしているので、
本当かな〜と思っていたら、ナースがやってきて
「今の会話聞こえた?19個取れたよ」と教えてくれました。
これをきいてすごく嬉しくなりました。

採卵後の苦しさ

19個も取れたことが嬉しかったのも束の間、
私にとっては、採卵前よりも後の方が身体的に、
そしてそれを通じてメンタル的にも辛い時間でした。

便秘

普段の生活で、便秘に悩まされることはほぼないのですが、
採卵の後、特に2回目と今回の後は便秘に悩まされました。
採卵後に服用するホルモン剤の影響に加えて、
全身麻酔やその後に飲む痛み止めの影響もあるようです。
大体1週間くらい便秘に悩まされ、、
よく、腸は感情を左右する、とも言いますが、まさにそれを体感。
採卵前よりもブルーな気持ちになっていました。

採卵結果はまたも・・・

6日後にクリニックから受精・培養結果の電話が来ました。
Unfortunatelyから始まったら悪い結果だから、
みなまで言わずともわかるよなぁと思って電話をとったら、
「まず事実を確認させてね。19個取れました。
 そのうち11個が受精卵になりました…」と事実を並べられた後、
「残念ながらUnfortunately、Biopsyに回せるクオリティの卵はないです」
と告げられました。
薬の量も増やして、食生活や運動にも気をつけて、
苦労して成長ホルモンも探して、、、とできることは全てやったのに、
と思うと涙が止まらず、2〜3日は何かにつけてこのことが頭をよぎり、
無性に悲しくなる、という感情ジェットコースターでした。

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