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フリーレンを見ると死ぬのが怖くなくなる

こんにちは。

秋の良い日が続いているゴールドコーストです。

さて、還暦になると
死を意識し始める頃かもしれません

死ぬのは怖い

当然ですし
みんなそうだと思います

死ぬ時に苦しむのが怖いと思うのか

死んでしまったら自分がいなくなるのが怖いのか

怖いにも色々あるかもしれません

怖いと思うのが
自分の存在がなくなることだとしたら

この怖さを感じるのは

もしかしたら男性に多いかもしれませんね

女性は子育てした場合

自分の命が繋がれてる感覚が男性よりかはつよそうなので

自分の血を受け継ぐ子供が残っている感覚は

男性よりはつよいかと

もしくは

忘れられていくことが怖いと思う人もいるでしょう

フリーレンは

ヒンメルがなくなるところから始まります

いなくなるところからの始まりです

葬送のフリーレンという物語は

ヒンメルたちと過ごした日々を

思い出すことで

ヒンメルたちを知る旅になっています

ヒンメルは

自分より長生きするフリーレンのことを思って

寂しくないように

自分達の銅像を作り

それを見ることで思い出せるようにしています

それは

ヒンメル自身

思い出してほしいという思いだったかもしれませんけどね

自分達の楽しかった時間を思い出して欲しかっただろうし

ヒンメルとして

フリーレンに思い出して欲しかったのかも

もちろん

ヒンメルたちは勇者として話は引き継がれていきます

それは形を変えながらも

時を超えてつながっていきます
80年も経てば

その話は口づてだと変わっていくし

聞かなくなることもあるけれど

ヒンメルたちの冒険の話があったから

ヒンメルのようになりたくて勇者を目指す人がまた出てくるわけで

私は子供の頃色々本を読んだのですが

伝記を読むのも好きでした

その人がどうやって成功していったのか

どういう人生を送ったのか

そういうことを知るのが楽しかった

そこから

こういう人になりたいとか

そういう出会いにはあまりつながっていないけれど

すでにその頃から

人を知るということで

私は興味を持って読んでたんだと思います

自分の人生がどんなだったか

今ならKindleに書き残すことも簡単にできるけれど

自分のやってきたことを書き残すとか

少し前なら考えられなかったので

死んでしまったら

もう自分はいなくなるっていうのが

当たり前だったんですよね

自分の存在価値を残すというのは

仕事で何か残すとか

個人的に何か取り組んでみるとか

そういうことをしないといけないと思ってたけれど

ヒンメルのことで言えば

毎日の生活で

困ってる人を助けることで

人の記憶に残っていくんだということ

困ってる時に助けてくれる人のことは

確かに忘れないですよね

そして

助けてもらったことがあるなら

また自分も同じように

困った人を助ける

そしてまたそれがその人の記憶に残る

自分のことが人の記憶に残っていくことをする

そうすれば

自分という存在の肉体は無くなっても

自分という存在があったことは消えない

それで良いんじゃないのかな

肉体は消えてしまうけれど

もちろんいつかは忘れられてしまうけれど

少しでも

誰かの記憶に残るなら

それだけでもいい

ゼーリエが

弟子をとったことは後悔していない

どの弟子のことも全て覚えている

そう言った時に

ああこの人も(このエルフ?)も

フリーレンと同じで

感情の表現が下手なんだなと

言葉での表現が下手なんだよね

私も言葉で言うのが苦手なので

気持ちはわかるんですけどね

だからあのシーンでは

言葉で伝えようというメッセージもあったように思います

一方

魔族は人を傷つける存在

言葉で翻弄させることに罪の意識もない

それを倒していくのはフリーレンの役目

人の気持ちがわかるフリーレンだから

平和な世界をイメージできるフリーレンだから

その役目を果たすことができる

たった10年の付き合いだったけれど

その10年で

フリーレンに人を知りたいとおもわせたヒンメルは

本当に勇者ですね

エルフのフリーレンは

1000年生きてしまう

不老長寿を願う人もいるけれど

それは本当に幸せなのか?

周りの人はどんどんいなくなる中で

自分だけが残っていく孤独は

フリーレンには辛いものだったはず

だから人と関わらなかったんだろうけれど

ヒンメルと出会って

人と関わる楽しさを知ってしまったから

またフェルンとも一緒にいようと思えたんでしょうね

そうやって

ヒンメルは

フリーレンの気持ちも変えてしまってたってこと

そんなことが

死んだ後でも引き継がれていく

そう思ったら

私は何を残せるのだろうか?

そんなことも思ってしまう

いわゆる一般世間で言うところの成功なんてものは

私にはできないだろうけれど

そうじゃなくていいんだよね


毎日をただしく過ごすこと

それだけでいいんだなって

そう思うと

すごく気が楽になったし

気分が楽しい方に向けれるようになったので

就活も

悪くない

なんせ

死ぬのが怖く無くなったので

フリーレンには感謝です








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