神木 笹子

私の日常  日々感じた事 ありがとうの記録

神木 笹子

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最近の記事

イケバスという真っ赤で小さなバス

2020年12月7日 池袋の街中を、真っ赤で小さなバスが走っている。 少し前から知ってはいたものの、何処から出発してどういうルートを辿り、何処が終点なのか全く分からず、いつも横目に眺めているだけだった。 あんな可愛いバス、乗りたいに決まってるじゃん。 でも、時間がないんだよ。 いつもそう思ってた。 池袋を巡回するこのコミュニティバスは2ルートあって、私がたまたまタイミングよく乗車出来たのはBルートだった。 ゆっくり走るイケバス。 リーフレットには最高速度が19km/h

    • 見透かされてる

      2020年12月4日 親友と会った。 この親友、辞めた会社の私の上司。 年は10歳離れてる。 なのに親友になれた。 会社の中では立場上、よそよそしく、敬語なんか使っちゃったりしていた。 そのせいか、周りの人達には私達に交友関係がある事すら知られていない。 私が会社を辞めると決めた時、親友である上司はあの手この手を使って説得してくれようとした。 何が何でも私が必要だとも言ってくれた。 とても有難いことだし、嬉しい事でもあった。 それでも私は辞めた。 辞めたことで私自身

      • 役所へ

        2020年11月2日 保険証を社保から国保に変更するので区役所へ。 会社からは任意で社保を継続出来る話は聞いていましたが、1ヶ月いくら払う事になるのかを確認したところ、私の場合37000円ぐらいでした。 無職になるのに辞めた会社の保健組合に37000円も毎月払うなんて、ちょっと馬鹿げてると感じました。 国保に変更したところで同じぐらいの金額になるのかも知れませんが、辞めた会社との繋がりを持ち続ける事が嫌なのもあったので国保に変える事にしました。 役所のホームページには

        • 奴隷解放なんかじゃなかった。

          2020年11月30日 長く働いた会社を辞めました。 辞めて分かった事は、私はたくさんの人に助けられて、支えられて、守られていたという事。 長い間お疲れ様でした、こちらこそありがとうございましたと挨拶を交わす度に小話が出てきてそんな事もあったねと笑い合って。 その都度、ちょっときゅんと寂しさを覚えて。 ずっと苦痛で仕方なかった職場の人間関係は、私の心の在り方の問題で拗れていただけなんだと最後の日に気付いてしまった。 遅すぎる。 でも、前を向く。しかない。 関わる人

        イケバスという真っ赤で小さなバス