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『家庭でできる!スポーツテーピング』〜5つのテープ効果〜

こんにちは!
秋元です(^^)



最近は時期的に何かしらのスポーツイベントや大会などがあって、学生の患者さんが増えてきました。


そこでよく質問されるのが…

『自分でできるテーピング方法を教えてほしい』

というものです。


良くも悪くも、今やネットで検索すれば色々な部位・症状に対するテーピング方法が公開されていますよね。


本や雑誌などにも掲載されていたりしますが、大前提として知っておかなければいけないことがあります。


それは、『気になる部位(あるいは症状)に対するテーピングだとしても、それがその人の自身に合っているかどうかは全く別問題』という事です。


すごく当たり前のことですが、今まで質問を受けた患者さん達はみんな「知った“つもり”になっている」方がほとんどでした。


例えば膝痛を抱えた男子中学生が、

「ネットで調べた方法で膝にテーピングを張ったが、あまり良くなりません。他に良い膝のテーピング方法はありませんか?」

と聞いてきました。しかし…

■そもそも膝を痛みた理由とテーピングの主旨が合っていない
■症状に対して「患部に処置」するよりも他のアプローチが必要そうな内容

であったため、ご自身で貼ったテーピングは早々に剥がしてしまいました。
(ちなみに、結果としてこの子は足首にテーピングをしたら膝の具合も良くなりました。)


このような感じで、○○が痛い…となっても必ずしも患部に対してテーピング処置を施すことが良いとは限りません。


以上のことがある前提ですが…とはいえ、スポーツの現場で急にテーピングが必要なことも少なくないことは確かです。
(僕も現役時代はよくテーピングなどをしていたので分かります。笑)


今回はそんなご要望に対して、

①患部の違和感(又は張り感)
②練習or試合の後半に徐々に重くなる腰痛
③靴底の外側がすり減って走るフォームが悪くなっている

などの問題に対して実際に行ったテーピングをご紹介・解説していきたいと思います。


そ・の・ま・え・に…


【テーピング=固定・筋肉の補助】という概念でいる方がかな〜り多かったので、テーピングが織りなす作用についてさらっとお伝えしたいと思います。
 
 
☆5つのテーピングの作用・役割

1.関節の固定
2.皮下組織にゆとりをつくる
3.皮膚のコントロール
4.荷重バランスの操作
5.動きを良くするor制限する

…一般の方からしたら、
 
『えっ?なんか良く分かんないけど、いっぱい作用があるんだ〜(・ω・`)』
 
みたいな印象かもしれませんね。笑
 
 
テーピングの解説も交えつつ、さっそくどんな感じで貼ったのか写真と一緒にご覧ください♪

①患部の違和感(又は張り感)

まずは写真をご覧ください

↓↓↓

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