長倉さんの教材から「テルマ＆ルイーズ」という映画を観た。

感想を率直に書くと
「もっと長倉さんおすすめの映画が観たい」
と思った。

「テルマ＆ルイーズ」は旅の途中での偶発事件をきっかけに
鮮やかに自己を解放していく女性2人を描いた女だけのロードムービーで

レイプされかけたり
殺人罪を犯したり
ヒッチハイカーにお金を持ち逃げされたり
お金を何とかするために強盗したり
鼻につく男をメチャクチャに成敗したりと

波乱万丈な展開の中で非日常を楽しみつつも
どんどん自分の能力が覚醒していく2人の女性を見てるだけで元気が出た。

特に印象的だったのが
テルマがヒッチハイカーを気に入り一夜を共にした翌日
ヒッチハイカーにルイーズが工面して得たお金を全て失ってしまってから
テルマが強盗を成功させてお金の問題を払拭したシーン。

テルマとヒッチハイカーとのセリフのやり取りの中で
ヒッチハイカーがお金を盗む術をテルマに話しながら一夜を共にする
というシーンがあった。

その会話をテルマが覚えていたからこそ
強盗を成功させることが出来たのだが
ルイーズはお金を失ってもうどうしようも出来ない
と落ち込む中でテルマは気持ちを切り替えてお金を作ることが出来た。

それを現実に落とし込むと
自分でどうあがいても出来ないことがあったとしても
他の人なら簡単に出来てしまうこともあるのではないか
ということを考えた。

そして非日常だからこそ見えてくる景色があるのではないか
というのも強く感じた。
テルマとルイーズの最初の服装はいわゆる主婦、という服装だが
最後の方の服装はかなり攻めた服装になっている。

元気が出ない時、しがらみのせいでがんじがらめになってる人に
ぜひ「テルマ＆ルイーズ」を薦めたい。