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シナリオセンター本科 課題「すすき」:未確認なこといっぱい

おっすー!シナリオセンターに通っていたときに書いていた課題を読み直してみましょう!今回はすすきの課題ですね。

シナリオセンターってなんぞ、本科とか課題ってなんだよー?という人は、いっちゃん最初のやつを読んでみてください。確か解説してた気がする。

読む

◯八王子市別所地区・実景

というのがありますが、これは先生にペケされていて「全景」と書くようにしましょうと言われました。要は別所地区だと分かるとこ撮影してなーの意味ですね。

「全景」や「俯瞰」などの多い脚本は、ヘリを飛ばすことになってしまうため予算がかかってしまい、それこそちょっと前まではあまり使ってはならないと言われていたそうです。今ではドローンの登場により、金のかかってないようなドラマでもしれっと全景映像が入ってたりしますよね。

どういう脚本か

中1男子3人が、好きな女の子名前でミステリーサークルを作ったら、UFOが現れた。

マジでただそんだけの脚本です。ほんとのほんとに。それだけの10枚。

講師の評価

・(p2〜p3)の井上のリアクションはよろこびの表現ですか?ちょっとふざけキャラ?
・12才の三人が名で呼びあっていますので、瞬・元気・勉で書いてください。
・団地とマンションに住む場所を分けた設定良い。10年前はこの地はマンションの建つまわりは、広いすすき野原があったのでしょうね。ベランダから見える状況に説得力があります。
・(p17)(p19)川上のマンションのベランダから見るすすき野原の映像は、12才の興味や興奮が伝わり圧巻!
・少年の心の描き方秀逸。
・丸山がコンピューターに強いキャラクターをうまく生かして展開しています。

登場人物同士の呼び方が下の名前が多い際には、セリフも名前で書いてしまってよいというのはこの時学びました。確かにその方が脚本も読みやすいんですよね。脚本っつーのは、面白いことも大事なのだけれど、読みやすさも大事なんだなーと。どっかにインプットしておきましょうね。

さてこの課題なのですが、シナリオセンター本科生活においてこれ以上ないくらいに、講師の原田氏には褒められたんですね。嬉しい限りです。

同期の方々にも「藤子Fっぽい」や「セリフに違和感一切なし」などと褒められました。もっと褒められたい。

僕自身もこの脚本は書いていてとても楽しかったんですね、なんというかキャラクターが勝手に喋るみたいなのもこの課題を書いていて初めて感じたことを覚えています。

一人PCに詳しいやつがいることがきっかけで、ミステリーサークルを作ることになってしまうというのは、「ミステリーサークルを作る」という設定があるのではなく、キャラクターの個性によりそういう話の流れになるというのが読んでいても違和感がないんですねー。

あとは「12才のセリフをこんなに上手に書けるのは自信を持っていい、武器にしなさい」といったことも言われて、何から何まで褒められまくったことを覚えています。なお現在武器に出来ていないので絶賛くすぶっております。

大人になると子供時代を忘れちゃう人が多いんで、子供がどんなふうに喋ってたかなんて書けないらしいんですね。だからドラマや映画も大人がメインのものがとても多い。そんなのは当たり前で、大人が脚本を書いて、お金を集めて、映画を映像を撮影するからなんですよね。

20代が書く50代以降のセリフもまた面白くないんですね。なにせその時代を生きちゃいないから。セリフというのは奥深い奥深い・・・。

終わり

いやー、久しぶりに読みましたが面白いですねこの脚本は。これも長編にしてしっかり終わらせたいと思いました。

ちなみにこれは僕の実体験に基づいた脚本なんですね。その昔友人とたしかに八王子の某地区でミステリーサークルを作りました!懐かしい!
ゲーム

さて今回のすすきの分で、本科の課題は20のうち7が終了!
もうちょいペース上げてnoteも更新していきたいと思っているのでどうぞよろしくおねがいします。

ではまた次回!😘



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