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海外にきただけじゃ英語は身につかない。本物の英語力を身につけたいあなたへ

こんにちは、A kinglishという塾を経営しているAkiです。
私は現在、オーストラリア留学に挑戦している方や渡豪前の英語の準備に思い悩む方々を対象にオンラインで英語の教授をさせていただいています。

当塾では「精読」と呼ばれる学習方法をベースに私自身が独自の肉付けしたカリキュラムを用いて授業を行っており、受講者には「ある習慣」と「学習理論」を身につけて頂いています。

今回はnoteの投稿10回記念という事で、このA kinglish で行う3ヶ月のカリキュラムの内容をなるべく具体的にまとめて一つの記事にしてみました。


まず、概要をものすごく大雑把に説明すると、A kinglishでは一般的な英語の授業では触れないことを中心に教授します。
ですが、かなり実践的で目に見えて上達がわかるので、自分の英語が通じたり、相手の言葉がわかった際の嬉しさや感動を経験できる機会が格段に増えます。
また噛めば噛むほど理解が深まる学習方法ですので、ハマれば前のめりに英語学習が楽しめるようになります。

実際、私はオーストラリアにきた当初は全くといっていいレベルで英語ができなかったのですが、この勉強方法で4ヶ月の努力を重ねた結果、渡豪半年の期間でTAFEという現地の専門学校へ入学できた経験があります。

そんな画期的な学習内容とはいかなものか、本稿ではその内容を詳しく説明していこうと思います。


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1. 対象とするレベル

初めて海外留学を経験される方のレベルに合わせており、英語力は全く話せないレベルからブロークンではありつつも会話はなんとかできるレベルまでがもっとも効果があると思います。

日常会話するのに困らないくらいの英語力がすでに備わっている場合は、おそらくご自身なりの上達法を確立していると思います。
その際は無理にこのメゾットの学習法に切り替えるのではなく、共感できたり、納得できる部分は取り入れ、自分に合った形にアレンジするという考え方を推奨します。

2. 身につけてもらうのは継続習慣と上達の理屈

英語とはコミュニケーションための一つのツールです。使い続ける事で使い方は洗練されます。
扱い方を覚えただけでは使いこなせるようにはなりません。日々練習し、実践する事で英語力というのは培われます。

つまり、英語力を高めたいのであれば、継続して練習し続ける習慣作りが必要になります。そしてその際に理屈、理論を正しく理解して練習に取り組む事は上達のスピードに大きく影響します。

私が3ヶ月で教える事はそのツールの扱い方と正しい練習方法です。そしてあなたに小さなきっかけを提供することです。

しかしそれはあなたの努力次第で確かな英語力が身につく、大事な大事なきっかけになります。


3. 精音読というゴールまでの3段階

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ではここからがいよいよ本題となります。

当塾の3ヶ月のカリキュラムのゴールに設定しているのが精読を用いた「精音読」というメゾットの習得です。

実はこの精音読という技術を駆使している人達をみなさんは日常的に目の当たりにしています。

それが映画やドラマに出演している役者さんです。

彼らは映画の中で喋っている台詞というのは、あくまで役の感情で、本人の感情ではないわけです。
その台詞回しは脚本家が作り出し、監督の指示の元、演じているのです。
役者はまず脚本家からもらった台本を読み込みます。そしてセリフを完全に暗記するだけでなく、自分が演じるキャラクター性を理解して、その台詞を自分の中で昇華させます。そしてその場面において、脚本家や監督が、どういう意図で、どういった感情を込めて言葉に出して欲しいのかを、汲み取り、演技しているのです。その迫真さがスクリーンを超えて私たちの感情をも揺さぶるわけです。

この役者さん達の台本の読み込み作業を私は「精読」と呼び、実際に演技することを「精音読」と名称しています。
つまりこの作業をすべて英語でできるようになる事を目指します。


この精音読ができるようになると、自分が精読して読み込んだ台本に関しては発音、聞き取りにおいて英語ネイティヴと遜色ないレベルになります。


そしてその精読した台本が増えるほど、自分が話せる語彙、聞き取れる範囲が上がっていくという理屈です。
この精読と精音読を一旦身につける事が出来たら、あとは練習教材をこなしていけば、その量に比例して英語力が上がっていくことになります。


さてこの精音読ですが、言うのは容易し、やるのは困難を極めます。

特に英語初級者ほど、これがまともにできる水準までの基礎力を養う必要があるわけです。

当塾ではこの技術を会得するまでの段階を3つに分けて教えていて、

それぞれ

1段階目:フォニックス(英語の発音方法)
2段階目:基礎ルール(中学英語文法)、速読術(多読)
3段階目:精読、精音読。

となります。

この3段階を駆け上がるのに必要な期間が約3ヶ月程度となります。

ここからはそれぞれの段階で行う内容を解説していきます。

 1.フォニックス

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まず最初にやるのがこのフォニックスです。

英単語や文法などの基礎に入る前に必ずこの発音をきちんと学ぶところから始めます。

その理由はこちらの記事で詳しく解説しています。

知りたい方はこちらから

まず最初の2週間ほどは徹底的にこの発音法を頭に染み込ませるところから始めます。
フォニックスとは算数の九九に当たる役割を持ちます。なのでこれを覚えていないと方程式や関数など解くことはできないように英語においてフォニックスを覚えることは必須項目です。

PDFによる教材を作成していて、このような物を使用します。

HPにもいくつか載せているので、気になる方はこちらからどうぞ

HPに移動する。

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 2. 基礎ルール(中学英語文法)、速読術(多読)

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二段階目に行うことは主に英語のルールの理解と実績練習です。
この段階に2ヶ月ほどの期間を使うため、A kinglishでの授業のメインパートになります。

英語とはスポーツと同じと私は定義しているのですが、その理由がインプットとアウトプットの方法が大変酷似しているからです。

詳しくはこちら

そのなかで英語の基礎ルールにあたる中学英語の文法表現をスライドで行います。
またここでも主に日本で教えられる従来の教科書のような教材ではなく、英語文法を英語の感覚で学ぶことをコンセプトに置いたカップケーキ理論というものを提唱しています。


具体的な説明はここでは書きませんが、従来の教科書とは違い、視覚的に文法を学びます

実践的な項目だけを抑えたPDFを用いてインプット作業を行います。

参考にどうぞ

HPにもいくつか載せているので、他のスライドも気になる方はこちらからどうぞ

HPに移動する。

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そしてPDFで触れたことを実績するという目的で大量の英文書を読み込んでもらいます。
その際、音読やスラッシュリーディングによるアウトプットの練習を多く盛り込んでおり、学んだことをすぐ実際に練習して体現することで理解を深めていきます。

このパートで精読、精音読するために必要な英語の基礎力を徹底的に身につけて頂いています


 3. 精読、精音読

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英語の九九を体得し、英語の基礎力がある程度備わったら最後の段階に入ります。

精読の具体的な方法論はこのスライドを参照ください。

あとはただ教材を使ってひたすらインプットとアウトプットを繰り返すのみです。
上達の理屈を理解して、継続していけばあなたの英語力の伸び代はどこまででも引き伸ばせます。



メゾット習得後からが本当の始まり

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実際、3ヶ月という期間はあっという間です。
そしてこの3ヶ月だけで英語力は十二分に実感できるほど伸びるわけではありません。
私がみなさんに提供するのは英語力上達のエンジン装置を形つくることまでです。

ここから先はあなた自身でガソリンを蓄え、それを使って加速していく必要があります。
ですが、この方法で積み上げた努力はたしかな成果となって、あなたの未来を明るくできるということ。これだけは約束できます。

何か新しい技術を会得するには相応の努力は必ず必要です。
そして継続するモチベーションも保たなくはなりません。

英語を本気で覚えたいのなら、ただ英語が話せるようになりたい。では実は目的としては弱いのです。

なぜなら英語とはツール、道具だからです。道具とは使われこそ価値を持ちます。
あなたが英語が話せるようになったのなら、そのスキルをどんな場所で、どのような形で使いたいですか?

オーストラリアで会計士になりたい。
航空会社のANAでC.Aになりたい。

例えばこのように英語を使う未来を目標に設定してください。
その目標が本当にあなたのなりたい自分なら、必ず英語は使いこなせるようになります。


おわりに

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いかがだったでしょうか?

5年前の私は今の自分の職業を予想もしていませんでした。
なぜなら英語どころか海外に行くことすら、考えてもいなかったからです。

きっかけは日本で一度カナダ人と一緒にデザインの仕事をしたことでした。
彼らの働き方や仕事への考え方に価値観を大きく揺るがされ、今まで見向きもしなかった海外進出が急に視界に止まりました。

そこから私は海外で今の仕事をしてみたくなり、避けては通れない英語習得の挑戦がはじまりました。
死ぬほど嫌いだった英語にもう一度向き合ったのです

嫌いだった分、人一倍苦労もしたし、辛い時期もたくさん経験しました。
ですが、徐々に成果が付いてくると、考え方も変わりました。実は英語学習は楽しかったのです


結果が付いてこないと人は挫折してしまいます。
私は中学の時、どれだけ頑張って勉強しても全然テストの点数が上がらず一度挫折し、投げ出しました。

ですが、もし中学の時にこのメゾットを知っていたら、嫌いにはなっていなかったと思います。

もしあなたが英語学習に挫折しそうだったり、頑張りが報われない状態にあるのなら、すこしだけ私に歩み寄らせてください。

言語を扱うのに才能や素質は関係ありません。

現にあなたは日本語を十二分に使いこなせているはずです。

英語も同じ言語です

正しい方法で努力すれば、必ず報われます


この記事が少しでもあなたの気持ちを後押しできるきっかけになれば幸いです

また少しでも当塾に興味を持ってくれれば光栄に思います。

レッスンの受講や私への連絡は下記のHPからお問い合わせお願いします。

HPに移動する。

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では また別の記事で

記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです