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【ミリしら】すみっコぐらし青い月夜の魔法のコ

せつめい
見たこと無い映画に関して勝手に展開を考えて書いていく文章です。予告、公式サイトを軽く見るのはOK。その後答え合わせとして試聴します。


公式の導入はこんな感じ!

残された『ふぁいぶ』は、まだまだ小さいので上手く魔法が使えなかった。
自分より早く生まれた兄たちは皆それぞれに特技があり、自分にも優しく声をかけてくれるがそれが余計にみじめな気持ちにさせた。
青い大満月の夜、長居しすぎた兄たちは慌てて月へと去っていく。
チャンスとばかりにたぴおかと入れ替わる。毎日魔法の練習ばかりして焦りやプレッシャーも強い、優秀な兄たちへのちょっとした反抗心の意味合いもあった。
魔力に縛られない自由が嬉しくて思わずはしゃいでしまう
慌てるすみっコたち。
そして自力で家に帰る魔力がないという事実を認識しふぁいぶはとんでもないことをしでかしたと気づく。
すみっコ達はふぁいぶを家に返してあげるために奮闘する。
ふぁいぶは魔法が使えないので物理的に帰るしかない。ちからを合わせ、糞でかいロケットを用意する。
発射まであと少し!という時。青く光っていた月がかげり、黄色い月へと戻ってしまう。
帰れないことを悟り、すみっコたちの仲間として過ごした。
久しぶりに落ち着ける空間にふぁいぶの心は癒されていく。
数日が過ぎた。もう帰れないかもしれない。
ふぁいぶが諦めかけたその時、魔法が発現した。
それは兄たちのように自分が魔法使いになるのではなく、他の誰かが魔法を使えるようになるという特殊な能力だった。
すみっコたちは大興奮でそれぞれの能力を顕現させる。皆で遊んでいると時を巻き戻せる能力を使える仲間が居ることに気づいた。

一緒に過ごした数日を忘れてしまうかも知れないが、ふぁいぶを返してあげるためだ。
絶対に忘れたくないという想いを胸に、時を戻す能力で時間が巻き戻る。
あのパーティーの夜に時間が戻る。
でも、あのときと違う。
ふぁいぶの胸から劣等感は消え去っていた。

分かりやすい愛情に満たされた心は兄たちの心配りもストレートに受け取れるようになっていた。
お別れの時、なんだか凄く名残惜しい。
なんだかずっと一緒に居たような気持ちだ、すみっコたちと離れがたい。
すみっコたちもなぜだか凄く悲しい。
思い出したいのに思い出せない。

また会いに来るね!
そういってふぁいぶは月へと戻って行った。
何も変わらない筈なのに、何だかとても満たされた気持ちで、泣きたくなった。

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