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ウクライナ人と話して平和について考えてみた。(寄付キャンペーン始めました!)

こんにちは。荒井昭則です。(最近花粉症がやばい)

昨日(2022/3/26)になるのですが、ウクライナ人と話しました。

その人の安全にも関わるので、個人情報に関わらない内容で言うと、ウクライナのキエフから電車でポーランドへ逃げて、今は別の国に滞在している人で、zoomを使って会話しました。

また、コンフロントワールドで寄付キャンペーンも開始しております。

ウクライナって今どうなっているの?

正直専門家ではないので分からない部分が多いのですが、ニュースサイトを引用すると、

「ロシア、そして国民を守るにはほかに方法がなかった」。ロシアのプーチン大統領は2月24日、攻撃開始を宣言する演説でそう述べました。親ロシア派の組織が占拠しているウクライナ東部で、ロシア系の住民をウクライナ軍の攻撃から守り、ロシアに対する欧米の脅威に対抗するという「正当防衛」の主張です。

ロシアは、東西冷戦の時代からの西側諸国の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)が自分たちを敵とみなしてきた、と主張してきました。

ウクライナはかつてロシアを中心とするソ連の構成国でしたが、ソ連が崩壊したことで独立。いまのウクライナのゼレンスキー政権は親欧米で、NATOへの加盟を目指しています。ロシアにとって、これはがまんがならない。そのため、いろんな理由をつけてゼレンスキー大統領を何とか武力で排除し、ロシアに従順な国に変えてしまいたいのです。ウクライナを影響下に置けば、地理的にもNATOに加わっている国々とロシアとの間のクッションにもなります。 

出典(2022年3月23日):https://www.asahi.com/articles/ASQ3Q7XHRQ3LUHBI03X.html

国連人権高等弁務官事務所は、ロシアによる軍事侵攻が始まった先月24日から今月25日までに、ウクライナで少なくとも1104人の市民が死亡したと発表しました。このうち96人は子どもだということです。

亡くなった人のうち、▽354人が東部のドネツク州とルガンスク州で、▽750人はキエフ州や東部のハリコフ州、北部のチェルニヒウ州、南部のヘルソン州など各地で確認されています。

多くの人たちは砲撃やミサイル、空爆などによって命を落としたということです。また、けがをした人は1754人に上るということです。

今回の発表には、ロシア軍の激しい攻撃を受けている東部マリウポリなどで、確認が取れていない犠牲者の数は含まれておらず、国連人権高等弁務官事務所は、実際の数はこれよりはるかに多いとしています。

UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のまとめによりますと、ロシア軍の侵攻を受けてウクライナから国外に避難した人の数は26日の時点で、382万人を超えています。

出典(2022年3月23日):https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220327/k10013553281000.html

それぞれの正義がありぶつかっていると思いますが、少なくとも一般市民は被害を受けております。

そんな中、ウクライナ人と話してみた。

冒頭に記載した通り、ウクライナのキエフから電車でポーランドへ逃げて、今は別の国に滞在している人で、zoomを使って会話しました。(ウクライナ人1名と日本人複数名)

画像はイメージです


はじめに

  • 日本の皆様が知りたいこと、今ウクライナがどうなっているかなどお話しいたします。

  • 昨日で1か月になります。

  • 軍が来て、家は壊され、たくさんの人が亡くなりました。

  • 病院や医療施設なども射撃されています

  • 人々はシェルターへ逃げております

  • これはウクライナの地図です

  • 北からも南からも攻撃をしております

  • とても悪い状況で、水などのインフラも壊されております。

  • ロシアは破壊を続けていて、飛行機なども砲撃しております。

  • 夜を過ごすのが怖いので、(シェルターの代わりに)地下鉄で過ごしている人もいます。

  • 300万人の人が様々な国へ逃げております。

どのように国外に逃げたのですか?

  • キエフは攻撃された、住んでいる場所も安全ではなかったので逃げました

  • とても精神的にも良くない状況だったので、国外に出ることを決めました

  • 電車で西へ、国境付近の街へ移動しました。電車は完全には動いていません。

  • 何時間も待たなくてはなりませんでした。

  • やっと来た電車も、一人分の席に三人で座るほどでした。

日本人に出来ることはありますか?

  • 多くの国がロシアへの経済制裁を行っております。(ロシアでの営業を止めるなど)

  • また、戦後の復興のために、資金を集めております。

ロシアの人に対してどう思いますか?

  • 多くのロシアの友人がいます。国際的なイベントなどに参加して知り合いました。

  • ロシアの友人と良い関係を築くことが、ロシアとウクライナの良い関係に繋がると信じております。

シェルターは前からあったのか?

  • キエフの政府はシェルターを用意していました。

  • 戦争が起きることも考えていて、100%起こらないと思っていませんでした。

さいごに

  • ウクライナの人々から感謝の言葉を申し上げます。

ウクライナ人の話を聞いて私が思ったこと

以上が抜粋ですが、現地の写真や爆撃の動画なども見せてくれました。

あくまでこの場で聞いたことであり、これが正解でも事実でもないこともあるかもしれませんがご了承下さい。

すごい生々しい現地の状況を見て、怖くなりました。

正直なところ、話を聞くまでは、
「ロシアとウクライナが争っているんだ。そんなことよりも花粉やばすぎ」ぐらいの『他人事』でした。俺には関係ないと思っていました。
(いや、花粉はやばいよ)

そんな中、話を聞いてしまって何かしたいなと思いました。
ただ、やることって寄付ぐらいしかないか、と思ったり、
正直今でも『自分には関係ない』
と思っている自分もいます。

ただ、このウクライナ人の話を聞く場で、日本人の方が言っていたことが印象的で、
「今のロシアとウクライナの状況は歴史の教科書に載るような出来事で、いつか子どもや孫に当時のことを話せないのは良くない。なのでほぼ無力でも何かしら関わりたい。」

自分なりに考えたことが、
何年後かに、子どもとか孫とかに、

「ウクライナとロシアが争っていたの?」

と聞かれた時に。

「あーそうだったよね。」

と答えるよりも、

「こんなことがあってね、俺も寄付とかしたんだよ。」

とか言ったほうがカッコ良いなと。

別に争いを止めるということに直接的に繋がらないかもだけど、いつか『自分事』として話せた方がカッコ良いなと。それで、寄付することで誰も損しないなら色々言われても良いかなと思いました。

コンフロントワールドでウクライナ寄付キャンペーンを行います

コンフロントワールドでウクライナの寄付キャンペーンを行うことにしました。

いただいた寄付は、寄付ページの手数料・送金手数料を除いた全額ウクライナのために使わせていただきます。

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(継続を選んでいただいた場合は、翌月以降はコンフロントワールドの別事業に使う可能性がありますので、ウクライナのみに使ってほしい場合は「今回のみ」を選択下さい。そしてサイトの読み込みが遅い可能性がありますがご了承ください!)

寄付先は、昨日お話しする機会をいただいた団体や、在日ウクライナ人の団体、ウクライナの大使館や、緊急支援を行っている団体などの中からコンフロントワールドが決定いたします。一つの団体ではなく複数団体に寄付する予定です。
もちろん、こういう支援が必要だ、ここの団体に支援したい、という方は、コンフロントワールドではなくそちらの団体に寄付下さい。

ただ、私も含め、どこに寄付したら良いか分からないという方は、コンフロントワールドを通じて寄付するという選択肢を選んでいただければと思います。大手のNGOに偏るのを防ぐために、小さめのNGO中心に選定する予定です。

いつかこの出来事を話す時に、少しは『自分事』として話せる人が増えれば、

そしてウクライナ・ロシアの平和を願っております。


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