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こっそりLA一人旅(3日目編)【アプリ情報あり】

LAも3日目。だいぶ感覚的に慣れてきました。

石油王が作った美術館へ!入場料は税金対策で無料だと?!

この日は最初マリブの方へ。ジャン・ポール・ゲティという石油王が作った美術館「J・ポール・ゲティ美術館」へ、メトロバスを乗り継いで2時間くらいかけて行きます。
ここは19歳の時に一度遠足で来ているのですが、その当時はゲティが石油王だったこととか全く知らず。入場無料だということ、その理由が税金対策らしいということを今回調べていて初めて知りたまげました。世界はスケールが違う!
しかし当時全然先生の話聞いてなかったんだな。笑

ルートはCitymapperで調べて向かっていたわけですがスクショ撮ってませんね。はい。
挙句バス内のアナウンスをちゃんと聞いておらず、途中乗り換えの停留所の1つ手前で降りてしまうというハプニングが。
その場で再検索したところ歩いても次のバスを待っても時間が変わらなかったので散歩がてら歩くことに。

そうするとUCLAが目の前に。
こんなところにあったんだ!(メインキャンパスなのかは謎)
UCLA周りの街並みが結構綺麗だったので歩いてよかった。
UCLAの入り口の目の前のバス停でまたバスに乗り、ゲティセンターを目指します。

そしたらまさかのまたバストラブル。
Stop Request出したはずなのにゲティセンターのバス停をスルー。仕方がないから1つ先で降りようにもその1つ先がかなり遠い。止まらない。え?ていうかこの辺で降りる用事なんてみんなゲティセンターじゃないの?誰も降りないの?なんて考えてる間にもだいぶ進んでるよ?いやそろそろ止まろうか?なんてぐるぐる頭の中でぼやいたところでまだまだ止まらない。

降ろされたところがここ。えっ?山?ここどこ?綺麗だけどさ。
とりあえず人がいない。ロードバイクしかいない。
仕方がないので反対車線に行き戻るバスを検索。辺鄙なところだからしばらく来ないんだろうななんて思っていましたが15分くらいで来るとのこと。よかった。しかし炎天下辛い。

バス停を降りて少し歩くと「The Getty Center」の文字が。やっと着いた。ここまで長かった。

中に入る途中も綺麗。
前回は遠足でバスで来てたのでここの見覚えがなく新鮮。

美術館にはまずエントランスから2Fに上がり、このトラムに乗って山を登りました。トラム並ぶところあたりからは「あー来た来た!」とちゃんと思い出すことができる景色が広がっていました。
そして当然このトラムも無料。私費で作っちゃったのかよ。
はい石油王すごーーーーい!

美術館の外観。オープンまでちょっと時間があったので周辺をぷらぷら。

山の上なので景色も綺麗なんです。庭園も手入れが行き届いていて素晴らしい。
心なしかLAの街中より空気も美味しい。空が近い。最高!

展示されているものは「中世から現代までの西洋絵画」が中心とされているそうですが、だいぶ中世とか古めのものが多め。個人でこれだけ状態良く保管しているのはすごいのではないか。

館内は特に指定がなければフラッシュなしの写真撮影可。
こちらは16世紀の野うさぎの絵。16世紀の人もウサギは可愛かったらしいというのが伝わる。念入りにフサフサの毛並み描いてるよねって解説が愛おしい。

絵画だけではなく調度品などの展示も。
布製品やタペストリー、昔のゴージャスなベッドなどなどたくさん展示されているのでその辺りの時代が好きな人はたまらないでしょう。

さてさてゲティ美術館は美術館ガイドのアプリがあります。

カリフォルニアの太陽の明るさを感じる、明るい美術館の外観の一部が現れたあと、メニューが現れます。

さーて地図でも見てみようか、と思ってメニューを開きタップしてみると…
いきなり有料アプリへのアップグレード案内が出てきてしまいました。
税金対策で入場無料なのにそこはお金取るんかーい!と思ったらこのアプリの運営自体はゲティ財団ではなく、他にもトラベルアプリを出しているデベロッパさんのようなので致し方ない。

少々ですが作品についての解説も「IMAGES」から読むことができます。
ゲティ美術館にある作品の名で一番有名なのがゴッホのアイリスでしょう。

しっかり見てきました。ミュージアムショップにはアイリスのグッズもたくさん扱われていました。

先ほどのアプリで作品をタップし表示したあと、画像部分をタップすると解説を読むことができます(英文のみ)。右上のマイクのアイコンをタップすると音声も流れます。館内で聴きたい場合はイヤホンを持参しましょう。
他にも「IMAGES」の中には美術館の説明などもあります。

J. Paul Getty Museum

iOS

そして後ほど調べたところゲティ財団がリリースしているアプリもありました。

こちらはゲティ美術館と、別の場所にあるゲティ・ヴィラの情報を見ることができます。
ゲティ・ヴィラにも美術館があるそうですがこちらは完全予約制らしいですね。

今何の展示をしているのか、これから何の展示が行われるのか、またどんなイベントが行われるのかなどはこのアプリでチェック。
ゲティ美術館の方ですとチケットなしでガーデンツアーや建築ツアー、主要作品を解説してくれるツアーなどがあるので行かれる際はチェックしておくと良いかと。解説系ツアーは1日に何回も行われている感じです。

アクセス情報や駐車場代について、そしてレストランなどの情報も確認することができます。
ゲティ美術館の一番いいレストランはこの画面の下に予約サービスがありました。良い景色の中贅沢なランチを食べるのも良さそうです。

Getty360 - Events and Exhibitions at the Getty in Los Angeles

iOS

先述しましたがゲティ美術館、お庭の手入れがものすごく行き届いていてそれを見るだけでもなかなか楽しいです。
ここは西館から見える南岬(日本語版パンフレットより。元はSouth Promontory)から見えるサボテンガーデン。サボテンってこんなに大きくなるんだ!

セントラルガーデン。渦を巻くような不思議な形のガーデンです。みんなまったりお散歩したり、ベンチでくつろいでいます。
美術館自体だけではなく、景色含め敷地全体を楽しめるのもゲティ美術館のいいところ。

一通り見たのでカフェでランチ。サラダだけで$17.50ってどういうことやねん。石油王価格…。
飲み物と小さなブレッドも追加して、tax含めトータル$25近くいってしまいました。Tapカード7日券と変わらない。
サンドイッチとかサクッとしたもので良ければ中庭を抜けたところのワゴンで売っていた気がします。

続いてビバリーセンターへ。休憩スペースにさりげなく充電できるところが。

ランチを食べて残りの軽めのエキシビジョンを見た後はビバリーセンターへ行ってみることに。
ゲティセンターあたりからビバリーヒルズエリアに行くのでも1時間以上。やっぱり遠いんだなここ。
そしてまた出てきましたタケコプター。何がしたいの。

ビバリーセンターにはしっかり目のパーティーに行けるようなドレスを探しに。
サイズが合わなくて買えなかったのが残念。
ビバリーセンターは工事中だったため、実はセンター内の入り口をなかなか見つけられず30分近くさまよう羽目に。今日どんだけさまよっているんだ。

ビバリーセンター内でありがたかったのが休憩スペースのミニテーブルにUSBから給電できる設備があったこと。しかもデザインがおしゃれ。座れる椅子もおしゃれ。全体を撮りたかったけどかなり人が多かったのでブツ撮りで。

そしてビバリーセンターからハリウッド/バインに戻ってTrader Joe'sで夕ご飯買ってホテルに戻ろうと思ったわけですが、

バスが来ない。

今日は交通トラブルだらけ。
この日こちらは日曜日だったのですがLAの日曜日の街中の交通の乱れっぷりは半端じゃない。
なんとか乗ったものの乗り換えの停留所でもまたバスが来ない。この時すでに時間が19時手前…。
日没が19時過ぎなのでさすがにこのままだとハリウッドエリアに明るいうちに戻れないと思い再びUberを依頼。

今回の車はスマホに色表示して待ち合わせできる車でした。車に貼ってあるLEDのUberサインが同じ色で光ります。

その後無事ハリウッド/バインにたどり着き買い出しをして帰宅。

ところでTrader Joe'sでパンプキンスープを探したのですが見つからない。
似たような見た目の「Butternut Squash Soup」なるものを見つけたので店員さんを捕まえ、「これパンプキンスープみたいなもん?」と聞いてみたところ、
「うーん瓜系だからパンプキンと似てるけどちょっと違うよ。もっとクリーミーというか。でも美味しいから試す価値あるよ!」とのこと。物は試し!と思い購入。

うん、不味くないけど全然パンプキンじゃない。
(もったりしていてパンチのない味でした)

雨降って地固まる的なトラブル&スタディを繰り返した1日でした。
4日目編もお楽しみに。

次の日はこちら


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