やり直しが「めんどう!」
と、思っているうちは成績はなかなか上がりません。
なぜなら、本当の勉強は、丸つけのあとから始まるからです。
プリントなどを学習したら、その解答があっているかどうか、丸つけをします。
丸つけによって、正解、不正解に振り分けられます。
このときに不正解になった問題。
これを、必ず「わかった!なるほど!できた!」という状態にすることが本当の勉強です。
この本当の勉強を、赤ペンで解答を書いて終了しているようでは、不正解になった問題はできるようにはなりません。不正解になった問題ができるようにならなければ、算数、数学の力はつかないのです。
しかし、多くのお子さんは、丸つけをして、不正解の問題に赤ペンでしっかり答えを書けば、勉強をしたつもりになっています。
このような勉強を、いくら頑張っても力はつかないのですが、勉強をしても成績が上がらないと、次第に子どもは自分の能力に問題があると思い込むようになります。
こういう思い込みをしてしまっているお子さんは、とても多いです。
勉強しても、なかなか成績が上がらない期間が続くと、多くの子は塾や家庭教師に自分の勉強をみてもらうようになります。
しかし、「本当の勉強とは何なのか」ということをしっかり子どもが自覚しないかぎり、正直なところ、根本的な問題解決にはつながらないケースが多いのが実状です。
では、成績を上げるにはどうしたら良いのでしょう。
もう答えはわかりますね。
そうです。
ミスした問題を、「わかった!なるほど!できた!」という状態になるまで、自分で考えて、やり直しをしていくのです。
そして、ミスした問題は、必ず2度、3度復習をすることです。
ミスした問題を見た瞬間に、その問題の解き方と答えが頭野中に浮かんでくるくらいまで、復習をしておくのです。
このことを徹底するだけで、成績は上がります。
ミスした問題がすべて、「わかった!なるほど!できた!」という状態になっていれば、必ず成績は上がるのです。
ミスのやり直しがめんどう!
ではなく、ミスは自分の成績を確実に上げてくれる「たからもの」だと思ってください。
そうすれば、勉強をすればするほど、成績は上がっていきますからね。
参考:やり直しには、高学年からは「チャレンジノート」を作成すると良いです。
◇作成の仕方、使い方
http://dekitaship.net/dmc_02/shidou_5
◇他の会員の方の実践例
https://twitter.com/dekita_kun/status/906422664662626304
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