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Reading Logs

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読書記録をこまめにつけられる性分ではないのですが、せめて何を読んだかくらいは残していこうか、と。その感想、感動を少しでもみなさんにお裾分けできればと思います。
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記事一覧

【読書】Ken Follett - Fall Of Giants/ケン・フォレット 巨人たちの落日

最近noteへの投稿間隔が開いていたのは、大作に手間取ったからでした。以前書いたように、長く…

Ordinary Life
3週間前
2

2023年を振り返り

あっという間の2023年でした。とにかく暑かったですね。さてnoteで書いてきたことをおさらいす…

Ordinary Life
4か月前
7

【読書】マッシミリアーノ・スガイ/イタリア人マッシがぶっ飛んだ、日本の神グルメ

noteでもお馴染みのマッシさんの本です。すごくテンポよい文章で読みやすく、生まれてからずっ…

Ordinary Life
4か月前
8

【読書】原作)上遠野浩平・漫画)カラスマタスク・原案)荒木飛呂彦/ジョジョの奇妙…

元々はご本人以外のジョジョの漫画を読んで意外と違和感なかったのでコミックス化を機に読み直…

Ordinary Life
5か月前
11

【読書】スティーブン・キング/書くことについて

スティーブンキングが事故に遭う前から書き始め、事故後に書き上げた「On Writing /書くことに…

Ordinary Life
6か月前
8

【読書】スティーブン・キング/The Institute 異能機関

ずば抜けて知能指数の高いルークは実はほんの少し手の届かないものを動かすことができる超能力…

Ordinary Life
7か月前
2

【読書】ジェームズ・ロリンズ/ウィルスの暗躍/Kingdom of Bones

セドナの幻日のすぐ後に読み始めたのが本書、久しぶりのシグマシリーズ最新刊、ウィルスの暗躍という何とも忌まわしいタイトルです。 コロナ禍においてやはりロリンズ氏も本作を出すのは躊躇われたようですが、これはウィルスと共に生きていく我々にはとても重要なことを教えてくれる良い小説です。あとがきにも書いてありましたし、色々なところで言われていることですが、ウィルスが我々の生態系の上で非常に重要な役目を果たしているようです。ロリンズ氏らしく、事実をうまく取り込んで書いているのでその辺り

【読書】ジェームズ・ロリンズ/Unrestricted Access/セドナの幻日

シグマフォースシリーズでお馴染み、ジェイムズ・ロリンズさんの珍しい短編・中編集です。 収…

Ordinary Life
9か月前
3

【読書】岸辺露伴は倒れない<短編小説集>

NHKのドラマ化があたり、映画にもなっていて、知らない人はいないんじゃないかってくらい今や…

Ordinary Life
10か月前
3

【読書】ジェームズ・ロリンズ/アマゾニア

シグマシリーズでお馴染みジェームズ・ロリンズ氏の初期の作品です。タイトルからお分かりのよ…

Ordinary Life
11か月前
1

【読書】KEN FOLLETT/NEVER

大聖堂を読まずしてケンフォレットは語れない 名作「大聖堂」を書いたケン・フォレット氏の第…

Ordinary Life
1年前
2

【読書】阿部智里/烏の緑羽(みどりは)

購入してからしばらく経ってしまいましたが、ようやく落ち着いて読む時間ができたので読み始め…

Ordinary Life
1年前
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【読書】ピエール・ルメートル/監禁面接

ルメートルにハズレなし ありえない設定、展開、でもリアル、身につまされるシチュエーション…

Ordinary Life
1年前
3

【読書】上橋菜穂子/香君

上橋菜穂子さんの鹿の王以来の新作長編です。上下2冊とボリュームありますが、上橋さんの文章には勢いがあり、一気に読んでしまいました。少し数日寝不足になりましたが、寝る前の読書がこんなに楽しく寝落ちしなかったのは久しぶりかもしれません。 これまで守り人シリーズ、獣の奏者、鹿の王ときて、今度はどんな世界観を見せてくれるのか、読むまでイメージがなかなかできませんでした。てっきりお香とかを調合する人の話かな?とか勝手な想像をしていました。 主役は植物?主人公? さて読み始めるや、