デンゼルワシントン主演イコライザー第二作です。

いわゆる現代アメリカの必殺仕事人だと思ってみるとわかりやすいですね。今作では元戦友同士とのバトルがメインですが、ストーリーの横糸にはリフトのドライバーとして送り迎えしているユダヤ人の老人や地元の悪に誘われる黒人の若者の人生が紡がれて、単調にならないあたり見ていて好感が持てました。

公開当時もっと売れてもよかったんじゃないかなぁ、と思うくらい面白かったのですが、デンゼルワシントン主演って渋すぎるのかなぁ？

前作ではホームセンターで売っているものがなんでも武器になってのですが今作では運転中に襲われたり、嵐の中どうやって人数優勢の相手をやっつけるか、素晴らしいバトルが展開されます。

映画全編重厚なサウンドが流れておりその効果もあってか、すごく見応えありました。

普段ものに囲まれた生活をしていますがこれを見ると本を読み抑制の効いた生活も格好いいなぁ、と思ったのと、ブレない強い心で物事に立ち向かえる勇気が私も欲しいとおもいました。

電子機器、ガチャガチャした音楽、色々なものに囲まれて見えなくなっているものがあるんだろうなぁ。これからはもう少し本を読んでみようかな。

おすすめ度：★★★★（デンゼルファンでなくてもこれはみて損はなし！）