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苗は買ってもいいんだよ!と5年前の私に言いたい

数年前まで「園芸ファンたるもの苗は自分で育てねば」というかたくなな思い込みがありました。でも、この数年でその思い込みが変わりつつあります。

私が住んでいるドイツの街では、地元の農家が若い野菜の苗をマーケットで30−40セント(60円ほど)で売っています。これなら失敗も怖くない値段で、自分の労力などを加味すると、よっぽど希少種でなければ買った方がよいです。

マーケットで地元の農家が売っている苗

我が家のバルコニーにも芽ネギの苗を植えました。4つで1.2ユーロ、200円ほどです。レタスも今年はホームセンターで6株1セットのものを2セット買いました。4ユーロ、650円ほどです。3平方メートルに満たない小さなバルコニーですが、隙間に余裕で植えられます。暖かくなると、3人家族の日々のサンドイッチ用の葉ものをまかなえる、または週に一回サラダを作れます。

サラダ菜の一部
収穫しました

サラダは夏になると抽苔してしまうので、五月の半ばごろまで外葉から収穫して、最後は株ごと収穫して、ゴーヤに切り替える予定です。

冷静に考えれば当たり前ですが、何もかも自分で作らなくていいんですよね。地元の農家から苗を購入すれば、地域の経済にも貢献できます。自分で作ったり育てたりするのは、特に私のようにスペースが限られている場合、手に入らないものに集中するべきなのです。

というわけで、自分で育てるのも楽しいですが、時には苗を購入してみるのもいかがでしょうか。子供が同じ失敗をしないようにぶつぶつ教えておこうと思います 😁

Happy gardening!

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