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よもやま料理帖 ~なんばん醤油漬け~

北海道では青唐辛子のことを
なんばん、と言いまして
この時期になると、どこのスーパーでも
たくさん入って安く売ってます

なんばんは、まったく辛くないシシトウの祖父です
孫であるシシトウがピリッとしないのは
現代でいう草食男子だからなのでしょうか

しかし

Z世代のシシトウだって負けてません
シシトウを食べていると
時々、辛いシシトウに当たることがあるのは
じいちゃんゆずりである証拠
まだまだ日本男児は健全なのです

さて、山ちゃんの場合
夏の終わりのなんばんは
味噌と炒めて、なんばん味噌にするか
醤油に漬けて、なんばん醤油漬けにして
ご飯のおともにします

昨日の朝
醤油漬けの出来上がりを食べたのですが
今年買ったなんばんは、辛い

ひぃー

山ちゃんは、辛さに強い方ですが
辛さの値を
グーグルマップの口コミ形式で表現すると
★★★★☆ってところです

ね、なかなかでしょう

そのまま食べ続けたら
頭頂から汗が吹き出しまくったので
何かいい方法ないかな、と思い
今朝、卵かけご飯の醤油の代わりに
このなんばん醤油漬けを使ってみたら
むちゃくちゃ美味しくて
汗もそんなに出なかったのでした

卵が辛味の角をとってくれて
マイルドにしてくれるたようです

これは冷奴や納豆
はたまた、豚肉の醤油ダレとしても
活躍できそう

うずらの卵なんかのせちゃったりして
鶏つくねにも合いそうです

完成品、日を追うごとに発酵が進みます


〇夏の終わりのなんばん醤油漬け

材料 なんばん      23本くらい
   ショウガ      好きなだけ
   煎りゴマ      好きなだけ
   醤油        好きなだけ

なんばんは
3mmくらいの輪切りにして
ショウガは千切り
適当な瓶に材料すべて入れて
材料が浸るくらい
醤油を注ぐ

出汁醤油にすると甘めの仕上がりになるので
辛味が苦手な人は『めんつゆ』で漬けるのもありです
濃縮タイプは希釈してから漬けてくださいね

細切り昆布を入れたり
乾物の小エビを入れたり
ニンニクを入れてみたり

はたまた
麹醤油で漬けるものありです

アレンジは無限大

漬ける期間は2日か3日
冷蔵庫で放置したら出来上がり

※2日か3日というのは
 俺が漬けたことをすぐ忘れるからで
 次の日でもいいんじゃないかな

出来たら、ひとつまみ食べてみて
辛味が想定内なら
アツアツご飯にのせて食べてもいいし

辛みがキツイようなら
卵かけご飯や納豆ご飯の醤油代わりに使ったり
冷奴や厚揚げにのせて
晩酌のともにしちゃいましょう

◯冷奴の画

みょうがと万能ネギを散らすと
やめられない


◯焼き厚揚げの画

厚揚げはただ焼くだけ


夏の終わりのなんばんこそ

BANZAI!

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