2018年3月2日～3日
(飛行機機内。時差で2日深夜出国、4日朝日本に到着予定)
ロサンゼルス国際空港(LAX)→(飛行機)

　チェックインをして飛行機が来るのを待つ。スタバで飲み物を頼むと金額が小銭と一緒…のはずだったが、どうやら勘違いをしたようでカード払いをする羽目になった。それでも現金を使い切りたかったので、もう一度現金で同じものを買うことにした。

　座席は帰国日、そして自分の誕生日である3月4日にちなんで34K。30分遅れで飛行機はアメリカを飛び去って行った。

　機内で、僕はやることをすでに決めていた。「君たちはどう生きるか」を読むこと。読み進めると、この世界一周で起きたこと、人と人とのつながり、勇気や決断、「人をみる」ということ、そのどのテーマでも通じることがそこには書いていた。この世界一周が伝えたかったこと、そして亡き父が僕に教えたかったであろうことはこういう事だったのだろうか。深夜便で途中寝たりもしたので記憶が一部抜けているところもある。ただそれでも言えることは、この後この世界をどう見て考え抜いていくのか、自分が立派な人間となるために行動をすることだ。

これからの世界一周をふりかえるときの課題となるだろう。

　ラ・ラ・ランドをやっと日本語字幕と共に見ることができたのでやっと内容が十分に理解できた。そんなことをしていたら海の向こうから小さな光の群れがやってきた。下を見ると海から突き出た橋と海ほたるが見えてくる。羽田空港はもうすぐそこまで来ているんだ。

　旅が、おわる。