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焚き火をしたくて薪割りをさせてもらった

僕の最近の興味は林業で、先日、以下の記事を書いた。

木は根っこから水分を吸い上げなくなる11月に伐採し、この辺では雪が降らなくなる2月後半ころに薪割りをする。今日は上の記事で切り倒した木を割って薪にしてきた。
私のおじは機械を使って薪割りをする。とってもシンプルな機械で、電動の万力みたいだった。一方はくさびのようになっていて、それに薪を押し付けるだけで、パカッと割れてくれる。

シンプルな機械!
動くとこんな感じ

操作も簡単で、スイッチを押すと万力部分が動いてくれ、レバーを倒すと動くスピードが変わるというもの。早く動かしたいときは左側のウサギのシルエット側にレバーを倒し、木を挟んで力をかけたいときはゾウのシルエット側に倒してスピードとパワーを調整する。

分かりやすい表示はサインの鑑

作業自体はシンプルだし、木がパカッと割れるのは気持ちいいが、さすがに大量に薪を割ったので、黙々とこなした。おじと妻と私の3人で2時間作業をして、これだけの薪ができた。

これが
こうなった

割っている途中で薄々感じたんだけど、最終的に「え、おじさん、こんなに要らないよ?」という量になった笑
だいたい、ナラが7割、サクラが3割くらいである。焚き火をしたことある人なら分かるが、広葉樹はとても火持ちがよい。上の写真の薪なら2,3本もあれば1時間くらい焚き火を楽しめる。つまり、焚き火好きからするとマジで贅沢で垂涎の的である。

ちなみにうちの奥さんは斧で割ると思ってたらしい。
機械で割れなかったものを少しだけ斧で割った。

薪割りのイメージ

反対側には、おじさんが家の薪ストーブで使う薪が積まれていた。薪ストーブは燃焼効率がいいので、かなり太く割ってある。これだけの量で1年分だそうだ。
僕たちがもらった薪と合わせて、木を3本しか切り倒していない。それでもこれだけの量の薪が取れるのね。

こちらは薪ストーブ用

その他におじさんから教えてもらったことシリーズ
・木は乾燥しすぎると固くなり、割るのが難しくなる。今くらいがちょうどよく割れる。
・木は下(根本側)から割る。竹は上(枝側)から割るとよく割れる。
・節は上向きにして割る。
・サクラの木は燃やすといい香りがする。さらにいいのはリンゴの木。
・春先の焚き火には気をつけろ。意外と乾燥している。田んぼに水が入ったくらいから湿度が上がってくるから火事になりにくい。

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