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BOTANICの代表を退任します

この度、2020年6月30日をもちまして、株式会社BOTANICの代表取締役を退任し、同社を退職することになりました。

退任理由としましては、BOTANICのミッション「花卉業界をアップデートし、花・植物に関わる人を幸せにする」を早く、確実に、達成するためには、ぼくではない人間が会社を牽引した方が良いと考えたからです。
後任にはCOOの上甲が就任し、次のフェーズの舵取りを担ってもらうことになります。

BOTANICを2013年1月に創業してから、約7年半になります(法人化してからは約6年)。多くの方々に助けられて会社はここまで成長してきました。ご支援本当にありがとうございます。
今回の決断については、沢山悩みましたが、遠くない未来に、社会のためになると強く信じています

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この1-2年で所謂「花屋」から「フラワーカンパニー」に体制が移行し、メンバーも増え、会社としての基盤が築かれていく中で、その代表として自らの能力不足を痛感する日々でした。

特に、「感性を言語化し、徹底的に議論する」をやり切れなかったことは少し心残りに感じます。
頭の中に描くブランドのイメージ、花のクリエイティブ等、感性に関わる事象を、的確に言語化し、生産的な議論をすることは強い組織を築く上で個人的な大目標でした。
そうすることで、チームが共通認識を持ち、再現性を維持しながら、納得感を持って進めていくことができると信じていたからです。

ただ、実際は組織が成長すればするほどに困難を極め、悩むことが多くなりました。思うようにパフォーマンスを発揮できない日が増え、メンバーに負担を掛けてしまうこともしばしば。

そのような中、事業の現状維持や縮小という選択肢もあったと思います。ただ、そうすると、これまでぼくが言ってきたBOTANICは公器だという言葉が偽りになってしまいます。
BOTANICが成長を続けることで、メンバーみんなの生活はもちろん、花卉業界も社会も良くなるはずです。だから退任し、より明るい未来を築ける力のある上甲に会社を託すことにしたのです。

今後、どうするの?はまだ頭が整理できていませんが、ぼくの人生は花しかなく、花の側にはいるはずです。自分の心と改めて向き合って、花のためになることをやれたらなと思っています。

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最後に、ぼくが個人としてお役立ちできそうなことあれば、ご相談いただけると嬉しいです。花屋経営者兼フローリストとして、全くのゼロから会社を築き、店舗を作り、ブランドを創り上げてきたので、業界内でお力添えできることは何かしらあると思います。お気軽にご連絡ください。(ご連絡はInstagramのDMやFacebookメッセンジャー等でお願いします)

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