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【2024/03/05 万年筆の沼にいざなってもらう】

最近見ている文房具系のYouTube動画の影響で、万年筆の書き心地を味わいたくなった。

私のDK息子は文房具好きで万年筆もインクも結構な数持っている。今朝は彼は時間ありそうだったので、ご自慢の万年筆とインクを披露するように頼んだ。

さささーっと部屋から両手いっぱい3往復して、万年筆数本とインクの壺10個くらい持ってきてくれた。

インクはどれも美しい色で色の名前も素敵だった。ペンの方は、受験勉強中はあまり使っていなかったようで、インクが固まっていたので、そのクリーニングから見せてくれた。「つけペン」という、筆先をインク壺にちょんと浸して、インクを少量含ませて書くやり方で使うように教えてくれた。

私は、万年筆は以前2本くらい使ったことがあるが、ペンの持ち方(左手で曲持ち)のせいか、インクがうまく出せなくてよく紙を引っ掻いてしまった。それとズボラな性格のため、ペン先にインクを固まらせてしまうことも多々。ここ数年は万年筆は持ってもいなかったし、使っていなかった。

YouTubeの動画で「万年筆は紙に触れるだけ、滑らすだけで書けるので疲れない」と語られていたので、もう一度だけ万年筆で書いてみたいなと刺激されたのだ。

万年筆愛のあるDK息子のガイドで素敵な色のインクを使ってみたら、あら不思議、スルスルーーっと気持ちよく書けた。あら良い感じ。

ふふーん、別の気になるインクも試してみようとしたら…やらかしました。

なんとインクの壺を倒してしまい、インクをドバーッとこぼしてしまった。

文豪大先生の原稿にインクをこぼしちゃう漫画やドラマのような一場面。こんなことリアルでやってしまうなんて、自分でも驚いた。

これまでは飲み物、汁物、こぼしてきたのは息子だったのに、ついに立場逆転。私がぶちまける方になっちゃった。しかも息子の大切なコレクションを。

ほんとごめんだった。

息子しばし固まっていたけれど、冷静な対応で許してくれた。私の500倍はできた人間かもしれない。

インクは今の筆記量だと、一生かかっても無くならなそうな量なので、一色壺半分になっても、次の一色を買う理由になる…よね。

近いうち、母はお財布役に徹して、文房具店巡り同行させてもらおうと思っている。

ほんとごめん。そして、楽しい万年筆タイムをありがとう。

万年筆で書くという特別感はやはり素敵なので、私も一本ズボラでも使いやすいものを買いたくなった。

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