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曜変天目茶碗(稲葉天目)見てきました。#写真と短歌

火曜日、朝まだ小雨が残ってはいましたが、午後は晴れるというので、東京丸の内の明治生命館1Fの中にある、静嘉堂美術館の曜変天目茶碗(稲葉天目)を見てきました。
私は以前、国立博物館で曜変天目茶碗を見た時から、生きているうちにもう一度、その吸い込まれるような美しさ、紺碧の空の満天の星の輝きの曜変天目茶碗を見たいとずっと思っていました。
その曜変天目茶碗が静嘉堂美術館にあり、それが展示されていると知って、これは行かなければと思い、さっそく行ってきました。
なぜにこれほど美しいのか!!
この世の物とは思えない。
これぞ至上の宝石、と思うのです。
伝存する曜変天目は世界に三椀きりなく、すべて日本にあると言います。
美術館の人に聞くと、私が以前、国立博物館で見た曜変天目と、この曜変天目は別の茶碗ということですけれど、確かに、今回の曜変天目は円錐角度が少しばかり強いように感じましたけれど、
その茶碗の内底の美しさは、息を呑むほど目を見張るほど細やかな星々が漆黒の中に煌めいて、説明書にもあるように(光彩が最も鮮やかに表れた一椀で、茶碗の中に満天の星を見るかような神秘的な美しさを持つ)という絶品でした。
これで、曜変天目を二椀見たけれど、いずれも、曜変天目茶碗は、会えてよかった。見れてよかった。・・というのが見た誰もがいだく感情ではないでしょうか?
今回の展覧会は、そのほかにも、色々の貴重な品物が展示されていましたが、写真はほんの一部だけOKだったので、たくさんの写真はありませんが、
写真では美しさは絶対表現できないので、ぜひ、足を延ばして下さいませ。

〇 会いたくて冬の小雨もなんのその曜変天目待ちしその場へ
〇 漆黒に星紋輝く美しさ奇跡見たりと曜変天目

予約時間まで少し時間があり、近くを散策しました。
丸の内のこの周辺、情趣があって美しく、ミッドタウンに似ているかもしれない、また来たくなるホッとできる素敵な街でした。
素敵なので、写真に撮りました。クリスマスツリーもありました。

帰り道も、まだまだ銀杏がきれいでした。

ルイビトンが近くのビルに入るらしくて、
ルイビトンの宣伝がたくさんありました。


東京駅で食事です。


パンフレットです。
鑑賞の手引きの小冊子

こころが洗われた一日でした。


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