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4月9日

入学式を終えて
新一年生としての登校初日の朝は
まさかの激しい風雨。
でも、そんなことまったく気にせず
ウキウキで登校していく息子。
新一年生は強い。

帰宅後に今日どーだった?雨ですごい濡れたでしょ?
と聞くと
楽しかったよ!全然俺は濡れなかった!!
らしい

そんなはずはない。
どーゆー仕組みだ。

小学校初日は
トイレの場所など簡単なオリエンテーションだけで学校自体は10:30に終わり、
息子は学童へ行くことになっていた。

学校から学童へは一人一人で行くの?
それとも、皆んなでまとまっていくの?
と聞くと
ハッとしてから、
両手で口を隠してニヤニヤ恥ずかしそうに
「俺さー傘が見つからなくて探してて、後から追いかけたんだよね、みんなを」

え?一人だけで追いかけたの?
なんで傘なかったの?

どーやら息子、下駄箱、というかもはや
入るべき校門を間違えた模様
なぜか校門を間違えて、そのまま上級生側の下駄箱にいき自分の出席番号の書かれた下駄箱(だが、実際は上級生の同じ出席番号の子の下駄箱で、息子の下駄箱ではない)に靴を入れ、
傘立てに傘を立て
教室へ。
教室でオリエンテーションを終え
学童に行く一年生でまとまって下駄箱に行った際に
初めて、「あ!俺靴脱ぐとこ間違えた!」
と気がつき、靴と傘を取りに行って一件落着?
一緒に探してくれた先生と共に学童に向かったそうな。

えっと、どーゆーこと?
なんでいきなり間違ってんの
てゆーか、下駄箱で朝、周りが一年生じゃないって気がつかなかったんか?
教室まで遠くなかったんか?
謎しかない。

「俺、背が高いからさ」
まあ確かに背は高いけど、それは理由にはならない。つまり
ていうことは
今日、息子が勝手にその下駄箱使ったことにより誰か困った人おらんかったんか?という疑問も湧いてくる。

息子は時々こーゆー、何度聞いてもなぜそうなったのかわからないミスをする。

ちなみに
傘がない!靴がない!
てなったら 
「えーんどーしよーないよー、みんな待ってー」
って泣いちゃう子もいるだろうが、息子は
やっべ🤭て感じで余裕だった模様
先生、ゴーイングマイウェイ炸裂の息子を待っててくれてありがとうございます。すいませんでした。

息子、やらかしてんな。そして、自分でそれに慣れてんな。さすが人間6年目。
心配でもあり、頼もしくもある
親としては昨日に引き続き、不思議な気持ちにならざるを得ない。


「今日学校ですこしだけ休み時間があったから
俺は自由帳に保育園のみんなのマークを描いてみたんだ」
と息子。
息子の保育園は一人一個マークがある。
息子はクマさんマーク、仲良しのあの子はパンダ、あの子は飛行機などなど。
「なんで?寂しくなっちゃった?」
と聞くと
「うん、みんなどーしてるかな?ておもって!」

そうか、、、そうだよなー
寂しいよなー。仲良しの子達はほぼ皆んな別の小学校だもんね。

「俺、日曜に○✖️公園行きたい」
「いいよ?なんで?何する」
「それはそのとききめるー!」
テレビとお絵描きが大好きで、家が好きで
休みの日もあまり外に出かけたがらない息子が
自分から公園行きたいなんて珍しいなーなんて思いながらふと
あー公園に行ったら保育園の友達に会えるかもって思ってるのかな
と思って少し切なくなる。

そういえば入学式の日も夕方
珍しくレゴを持ってきて
ごっこ遊びをさせられた。
私はそういうのが苦手なので久々に辟易としてしまったが、あれはいつも保育園でやっていたからなのかな。寂しかったのかも知れない。

学童で誰とお弁当食べてるの?と聞くと
かろうじて同じ保育園だった子たち4人だという。
他の子と一緒に食べたりしないの?
と聞くと
「うん、保育園の子達の方がなんか落ち着くから」
そっか、そーだよね。

なんでもへっちゃらな奴ではあるけど
寂しいとか心細さも感じてはいるのだと思うと
なんだか無性に切ない。

聞けば
楽しい!
というけれど
それでも確かに寂しさや不安はある

そうだよね、それが4月だ。
早く息子にとって小学校が
落ち着く、愛着の湧く場所になれば良いなと思う。
そのためにも早く
友達の名前は覚えろ笑

でも母はそうやって「寂しい」とか
ちょっとカッコ悪いと思われそうな気持ちも
きちんと素直に言葉にして人に言えるのは、すごく大事なことだと思うんだ。
大人になるとどーしてか言えなくなったりするから
そのままの君でいてほしいと思う。

そういえば、学童で息子を仲間外れにした奴(頑固ジジイ)はどーやら息子と同じクラスらしいが
初っ端、謎に教壇に立ち続け、先生に注意されてもなかなか席につかず
強めに怒られたらしい。
奇行すぎる、なぜそんなことを?


息子と違った方向に
個性が爆発してるやつがもう一人いることは
面白くもある。

新しい環境と
新キャラ

息子と一緒にソワソワしながら
新生活を味わう。




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