即興芝居としてのインプロ

ここ数か月悩んでいて上手く言語化できなかったことが、言語化できたのでnoteにも投稿。最近インプロのWS開かなきゃかなと頭の中で渦巻いている理由がココにあるように思う。

インプロを学ぶことで自由な発想や自分の本当の気持ちに気付くことはとても素敵なことだが、その選択肢をもったうえで、相手や場所、状況によって出す出さないや表現の仕方を自由に選べるのが大事だと思う。

この辺が軽視されている(気づいてない?)人が多い気がして最近モヤモヤしている。

自分の気持ちに嘘をつく必要はないが

自分の気持ちの中にも沢山の選択肢がある。そこからその場、相手にとってより良いものを選ぶ作業、コミュニケーションでも芝居でも大事。

ぱっと掴めた気持ちだけだと、いつも同じ返答になるし、同じ失敗を繰り返す。

『こう思ったんです!!!』

そこに気づいたことは素敵なことだが、そこに固執しないで、ふっと立ち止まってもっかい自分に聞いてみる。するともっと違う選択や気づきがあるはず。

気づいたらその選択もとれるようになる。そうやって自分の枠を広げていく。思いに固執すると自分の枠は広がらないよ。

過去の経験、相手との関係、場所、体調、いろんな要素で、無意識に自分で自分は”こう思い考える人間”だと定義していまっていることがある。

そこから自由になると、いろんな自分に会える。

この作業は一生螺旋の様にグルグルしながら続く自分の枠広げる作業。

少しだけわかりやすくする為に

例えば、「ラーメン食べたいなどうしようかな」と思ってたとする。

食べたければラーメン食べればいいじゃん!が1つの素直な思いだが、どうしようかなの中に「実は瘦せたい」って思いが隠れてたとする、この時、ラーメン食べることが本当にやりたいことかどうか。

衝動的に掴んだ思いだと、ラーメン食べようにしかならないけど、実は瘦せたいに気付けばラーメンを食べないが選択できる。

厄介なのは「実は瘦せたい」が「どうしようかな」の中に隠れていること。ちゃんと自分の思いに繋がらないと気づかない。人に指摘してもらうことでやっと気付くなんてことも多い。

こういう、いろんな自分の思いや周りの状況を瞬間的に感じとり、その中でより『物語として面白い』と思うものをチョイスしていくのが、即興芝居としての #インプロ だと思う。

衝動に気づいて、それに従って動けるようになったら、もっと微細な衝動に気付き、自分で選ぶそこまでいかないと、衝動に任せるのは出来るようになると楽だし楽しいけど、楽しいだけじゃ伸びないよね。

僕はここで #インプロ がしたいの!!!

やれる人を増やしたいし、自分もまだまだまだ伸びしろだらけなのでもっともっと探求したいっ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?