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におい

数日前訪れた熱海
雪の舞い散る中、寒桜が咲いていた。 
 
わぁ〜とその姿に引き寄せられ、桜に鼻を近づけ嗅いでみると、優しくてほんわか甘くて、言葉では表現できない香りが体に浸透してきた。 
そしてず〜と香っていたくなった。 
  

一方、朝なかなか起きない次男を起こす時、寒い日は特にぬくぬくお布団に一緒に入りたくなる。 
 
思わず入り身を寄せると、次男の匂いが温かい空気と一緒にモワッとしてくる。なぜか猫の匂いがするのだ。それは2歳差の長男と全然違う匂い。いつも不思議でならない。 
 
お布団の温かさと次男の獣臭とで、あ…仕事なかったらなぁといつも思う。 
 
  

数年前、日本産精油のインタープリターという資格を取った。その時学んだこと。

人間の五感のうち、臭覚が1番早く脳に信号が行くと知った。それは生命を守るために五感で1番大事だからと。 
 
そう考えると、人間の体って凄いなぁと思う。 
 
 
寒桜の香りや次男の獣臭をずーと嗅いでいたくなったのは、私の体がそれを欲していたからなんだなぁと思った。 
体が欲した時はそれに素直に従って、思いっきり堪能する時間を持とう!昨日はそう感じ、五感をいつも以上に意識した日でした☺️

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