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道を聞かれる人になりなさい しゃんと背を伸ばして、にこやかでいるの

「あきちゃん、どんな人になりたいのか、わからないときは、道を聞かれる人になるのが一番だよ。
困っているときに、まわりを見渡して、この人なら話を聞いてくれそうだ、助けてくれそうだ、と思ってもらえる人って素敵よ。」

だいすきな祖母が教えてくれた、
「道を聞かれる人になりなさい」は私にとって大切にしている教えの一つなのです。

抽象的だけど、自分が知らない土地で道に迷ったときに、スマホも使えないことを想像してみるとどんな人に声をかけるかイメージがわいてくる。

身なりがしゃんとしていて、早歩きではなく、ゆったりとした空気をまとう。
声をかけても遠ざけないようなおだやかな顔立ちでやわらかい雰囲気を持っている人。
「あら、そうですか。そこはね」と話を聞き入れて、道を示してくれる人。

イメージする人物を書きだしたら、その人はおばあちゃんそのものだった。
おばあちゃんは、もうすぐ90歳。
毎日起きたら髪を整えて身なりを整える。
「おばあちゃん」と声をかけたら、「はいはい、あきちゃん、よくきたね」とやわらかな声で迎えてくれて、せかせかしている気分が凪になるようなペースを持っている。

困っているときに、この人なら話を聞いてくれそうだ、
という余裕の雰囲気を醸して生きていきたい。


#大切にしている教え

スキを押すと、2/3の確率で冬にうれしい生活雑学を披露します。のこりはあなたの存在をひたすら誉めます。