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相撲愛が止まらない1

巨人、大鵬、卵焼き

子供の頃から大相撲が好きだった。
もちろん卵焼きも大大好き。
今の時代のように卵が流通していなくて貴重だった頃、親は近所の鶏を飼っている家から分けてもらって、時々食べていた。
たまにの卵かけご飯は、どんぶりに卵を割り入れ、よくかき混ぜて醬油を入れる。
親はそれをよそったご飯の上にかけてくれた。
白身がとろとろっと多めに入ると少し悲しかった。
運動会の、遠足のゆで卵、今日は卵焼きの弁当だと思うと、お昼が楽しみだった。
今、鶏インフルや飼料高騰で卵の値段が倍近くになったが、それでも安い。栄養価があって美味しい食べ物だ。有難い。

大鵬

祖父母がいたおかげで、大相撲には親しんできた。
大鵬は、確かロシアの血を引いていて、色白で今でいうイケメンだった。
そして穏やかで優しい雰囲気のあるお相撲取りだった。
あの頃は、今のような太っちょはあまりいなくてすらっと美しい体系から、強い相撲を見せてくれてた。

大鵬の一家が(大鵬生まれる前)樺太から北海道に引き上げる時の船で、のちに母になる人が体調を崩し、稚内で途中下船をして、航行していた船はその後、海上で難破し、稚内で下船していなかったら、大鵬も、のちに孫となる王鵬(幕内12枚目)も存在しなかった。
という話を前回の旅行の時に添乗員さんが語ってくれた。

ワタシは大鵬が大好きで、相撲があるときは一目散に学校から帰り、祖母と相撲放送を見ていた。もちろんテレビが普及をしたころの白黒テレビだった。
大鵬は強かったが、たまに負けると悔しくて涙が出た。
引きこもりの根暗。相撲オタク。と思われても仕方ない。



九州場所

貴景勝が思いのほか、黒星が続き、横綱の昇進が無理となった中、若手が頭角を現して面白い場所になっている。
夕飯の支度をしながら観戦する。

以下ツレのヤジのような解説

5勝7敗の飛猿が北青鵬に辛くも勝った。
「まだ、望みがあるぞ~頑張れ~」
以下、名前省略
「今日はついていけたな。その調子だ~」
「本気出せば、つえ~じゃないか」
「残念だな。たまちゃん」
「しょうちゃん、がんばってくれよ~」
「いわての星~」
「どこに合図を送ってんだよ」
そして最後には

四つ相撲はやっぱり良いな~

基本的に昔ながらの、がっぷりと組んで勝負する朝乃山や琴ノ若のワイルドな四つ相撲が好きだ。
仕切りの時に、きちんと両手をつけるのは当たり前だが美しい。
一番好きな関取と言われると答えに困るが、これからが楽しみなのが豪ノ山、翠富士、平戸海、一山本そして大栄翔。注目している。

卵焼き、ゆで卵、卵かけご飯は今でも大好きで、卵を切らしたことはないが、大相撲の場所はテンションが上がる。

さて優勝の行方は。

トップの写真は2018年、夏場所両国。
竜電の場所入りと思われる。



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