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モチベーションを高める最高の手段はランニング

ランニングには抗うつ剤と同じ効果があります。
運動は副作用が一切ない薬です。
運動をすれば晴れやかな気分になれます。
運動は薬よりも強力なモチベーション増強作用があります。
運動によって、
脳内の神経伝達物質、
セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンを分泌する。
これらの物質は幸福物質と呼ばれる。
しかし、これらの幸福物質だけでは幸福な気分になれない。
神経伝達物質を分泌するための肥料、
BDNF(脳由来神経栄養因子)も共に増強すること。
BDNFは、
新たに生まれた細胞を助け、
初期段階にある細胞の生存や成長を促す役目を果たしてくれる。
脳の細胞間のつながりを強化し、
学習や記憶の力を高めてくれる。
BDNFは脳の天然肥料であり、
天然肥料を生成するのもランニングが効果的である。

脳細胞の中でも、長期記憶に感する海馬は、
運動によって大きくすることができる。
海馬は身体を動かすことによる最も恩恵を得る部位である。
動きながら覚えると定着率は段違いに高くなる。
運動を定期的に行うと幸福感が確実に増す。
運動の苦しみは選択的忘却という、
運動から得られる幸福のほうが強いため、時間がたてば忘れ去られる。

アイデア創造にもランニングしながらが効果的である。
発散と収束を走りながら行う。
運動しながらアイデアを発散させていくことを楽しむ。
すると、BDNFや神経伝達物質が大量に分泌される。
結果、脳の神経回路が切り替わる。
灰白質という情報の選別や記憶の処理をつかさどる、
脳のエネルギー消費の90%を担う脳を運動で鍛えてくれるようです。
灰白質の内側にある白質は、
情報を各領域に伝える役割を担う軸索の役目を運動で鍛えてくれるようです。
白質は脳のエネルギー消費の60%を消費するようです。

子どもの記憶力、学習能力を高める手段も運動である。
体力が知力を決める。
勉強ができるようになるには、運動も合わせてすること。
脳神経を運動で刺激することで、可塑性を持つ脳神経の構造を変化させよう。
親は子供に運動させることで、
子供のワーキングメモリ、読解能力、注意力を大きく向上させてあげましょう。

人類は移動することで、脳細胞を成長させてきました。
人類は突然変異の遺伝物質ARHGAP11Bのおかげで、
人間の脳は表層に皺ができ、大脳皮質を大きくできているようです。
チンパンジーは、この遺伝物質がないため、いつまでも原始的な生活を強いられているようです。