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アレルギーの調べたことと考えたこと。


ついついいろいろ調べがちです。
難しかったので自分用に覚え書きメモ。

※『考えたこと』の部分からは医療関係者ではない一般人の考察なので生ぬるい目で見ていただけるとありがたいです。

………調べたこと………

経口免疫療法

連日少しずつ食べていくことで食べられるようになることを目指す治療法。食物負荷試験で「閾値(症状が出ないギリギリの量)」を確認→その量を食べ続ける→食物負荷試験で閾値の上昇を確認→その量を食べ続ける…というように繰り返していく。研究段階の治療法であり、現時点では一般診療では推奨されていない。医師の指導の元で行われる。

減感作(脱感作)

食べるとアレルギー症状が出る『感作』の状態から、その食物を連日食べ続けることでそれまでアレルギー症状が出ていた量を超える量を食べても症状が軽くなるまたは出なくなる状態。

※「脱感作」という用語は薬アレルギーでよく使われている言葉のようなので食物アレルギーだと「減感作」が一般的?

※連日食べる(大きく期間を開けずに食べ続ける)というのが重要。期間が開いたり、体調などによっては症状が出ることもある。

持続的無反応

経口免疫療法中(原因の食物を食べ続けている状態)だけでなく、食べるのを一定期間止めた後での摂取でも減感作状態を維持できていること。アレルギーの治癒とは異なる。

アレルギーが治る 

現在、アレルギーの治癒=年齢とともに食べられるようになるのを待つ、というのが一般的。

…………考えたこと…………

我が子たちは多少なりと「減感作状態」ではあったが、「持続的無反応」の状態には達していなかった、ということで【食べ続ける】という経験値が足りなかった…ということかなと思います。

ただ、減感作状態→持続的無反応状態になるまでの期間は個人差ありそうですよね…。体質やらなんやらで数ヶ月〜数年の単位で幅がありそうに感じます。

減感作状態からいつ持続的無反応状態になる(なった)のかはっきりと目に見えるわけではなさそうなので確認するには一度摂取を止めて確認するしかないのでは…と思うのですが。

持続的無反応状態になっていなかった場合は摂取期間が開いてしまうため、減感作状態も解除されてしまっていてムスコやムスメのように再度アレルギー反応が出る(再発?)の可能性があるということ。
またその反応がアナフィラキシーの場合もあるということ。

再発の後はまた減感作状態→持続的無反応を目指して食べ続けるしかない…。再発した後は、免疫寛容状態になりにくいとかあるのかな、と不安もありますが。

経口免疫療法についても症状が出るか出ないかの閾値ギリギリの量を食べ続けるのではなく、その1/10量でも同等の効果ありとの研究結果もあるようで。

とりあえず病院で負荷試験等を受けずに自宅で少しずつ進めようとしている私がものすごく簡単に考えたのは…

「食べ続けるって本当に大事!」
に尽きると思います。

食べ続ければいつか減感作状態になる(はず)だし、いつか持続的無反応になる(はず)。止めなければ、ひどい症状は出ない(はず)。そしてうまくいけば年齢が解決してくれる…かも?

でも少ない量でも食べ続ければきっとマイナスにはならないと信じて。
毎日同じものを食べ続けるって本当にしんどいと思います。
今日も子どもと頑張ります。



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