最近の記事

無駄を削ぐ。~1年8,760時間をマネジメントする~

突如気になって、自分が何にどれくらいの時間を使っているのか可視化してみた。1年は、8,760時間。その内訳を、自分が多く使っている項目毎に並び替える。その結果はこんな感じになった。 仕事:32% (2,820時間=12時間/日×235日) 睡眠:29% (2,555時間=7時間×365日) 飲み:8% (720時間=4時間/回×15回/月×12月/年) 遊び:6% (552時間=11.5時間/回×4回/月×12月/年) 移動:6% (548時間=1.5時間/日×365

    • 井の中の蛙。~社会人1年目を振り返って~

       いま、社会人一年目を終えようとしています。そんな折に、自分の中では沸々と「こんな人生でいいんだっけ?」という疑念が沸き上がっています。普段の仕事は、やりがいはあるし楽しい。お給料も満足すぎるほど貰える。友人とは心置きなく遊べる。美味しいものにもありつける。そこそこ満足するはずです。  ただ、自信満々に「満足です!」と言えない自分がいました。就職活動の時には、「世界の人々を幸せにしたいです。」とか、「高校野球の時のように、熱い思いを持って働きたいです。」と言っていました。た

      • 未来の描き方

        キャリアを考える時も、「どんな未来を作りたいのか」「何を成し遂げたいのか」をよく問われる。この問いを前にすると、私は答えに窮してしまう。なぜなら、それほど崇高な志を持ってはいないからだ。 この問いに易々と答えられる人々もいる。彼らは、理想を語るのが得意だ。自分では、「人々の暮らしをよくしたい。」などとは、口が裂けても言えないと思う。そして、理想を声高に語る人々には、どうしても踊るようなふわふわした印象を持ってしまう。それは多分、彼らの現状と語る理想の大きすぎるギャップに違和

        • 見たくないものを見ない世界

          デジタルマーケティングでは、特定の個人をターゲティングし、彼らに最適な広告を配信しようとする。未来で目にする広告は、自分に合ったものしかないだろう。同じことは、情報にも言える。技術進歩に伴い、自分に適した情報だけが見えるようになっている。 私は、こうした状況が進むと、人々が見たくないものを見なくなり、他者を許容できなくなるのではないか、という危惧を持っている。 現在、情報発信が一般のものとなり、様々な背景を持った人たちの存在が認知され始めている。そんな時代では、自分とは異

        無駄を削ぐ。~1年8,760時間をマネジメントする~

          優秀ってなんですか?~自分と他者の言葉の違い~

          人は「優秀」と形容したがる学生生活を通して、他人のことを「優秀」だと形容する場面に多く出会ったように思います。 「あいつは優秀だよね」 「優秀な人ってこうしてるよね」 などなど。私も無意識のうちに人のことを「優秀」という形容詞でまとめてしまうことがあります。 ただしばらくすると、私の考える「優秀」と他の人の考える「優秀」には、ずれがあると感じ始めました。 起業してたら優秀ですか?海外でインターンしてたら優秀ですか?コンピューターサイエンス専攻は優秀ですか? 大企業に就職

          優秀ってなんですか?~自分と他者の言葉の違い~

          結婚2.0〜大学生が勝手に考えます笑〜

          人は添い遂げたがる私は結婚披露宴会場で4年間アルバイトをやっています。そして最近大学生ながらに、 「結婚したらずっと同じ人と一緒にいなきゃいけないのかぁ」 「飽きそうだなぁ」 と考え込んでしまいました。(彼女もいないのですが笑) さらに仕事中に、 「離婚率は30%か、このカップルは別れるかな」 なんてゲスなこと考える始末です。 結婚したら死ぬまで一緒に暮らすことを、「添い遂げ婚」というらしいです。 ちょっと考えてみると、添い遂げ婚が上手くいく確率は低そうです。なぜなら、2

          結婚2.0〜大学生が勝手に考えます笑〜

          すべきことではなく、できることから未来を創るーEffectuationという思考法ー

          私が今回エフェクチュエーションの紹介を通じて、伝えたいことは2つあります。 1)自分が「できること」から考えてみる 2)未来は自分で創るものと捉えてみる ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ”すべきこと VS できること” 私たちは、ふだんエフェクチュエーションとは反対の、コーゼーションと呼ばれる考えをしがちです。 大学受験だと、「○○大学合格のためには、センター試験で〇〇〇点必要で、2次試験では〇〇〇点必要。その内訳は、英語で○○点取って・・・最近の傾向

          すべきことではなく、できることから未来を創るーEffectuationという思考法ー

          英会話は、ミラネーゼと学べ

          私が英語を喋れるようになるうえで、ミラネーゼ(ミラノ在住のイタリア人)との会話が本当に役立ったと感じているので、英語を話せるようになりたい人に是非おすすめさせてください! それを説明するうえで、 1)なぜイタリア人? 2)なぜミラネーゼか? に分けて、お話したいと思います。 1)イタリア人は、英語に自分の型をもつ イタリア人は「英語を綺麗には話せないけど、おしゃべりしたい」人たちです。 そんな彼らは、自分たちの英語を聞いてもらうために、往々にしてある武器を身につけてい

          英会話は、ミラネーゼと学べ

          「成長したい」という言葉が嫌いなわけ

          大学生活を通して、「成長したい」という社会人の方や学生に多く会ったと思います。そんな人たちに会うたびに、得も言われぬ感情を抱いていました。強烈な違和感だったので、そうした人たちとは距離を取っていたように感じます。 就職活動が一段落したいま、なぜ「成長したい」という言葉に抵抗感を感じたのか、考えたことをまとめてみようと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 色々考えた結果、私の考える「成長」とは、 ① 後になって振り返った時に感じる自身の変化 ② ”した

          「成長したい」という言葉が嫌いなわけ

          Snapchatを生んだスタンフォードの授業で学んだこと

          こんにちは!夏に2ヶ月スタンフォード大学に行って、アントレプレナーシップの授業を取っていたので、1番大きかったTakeawayをまとめてみようと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [授業] Technology Entrepreneurship シリコンバレーで活躍する起業家やベンチャーキャピタリストとのレクチャー/議論を行い、それに基づき、チームで起業体験を行う。かつてSnapchatの創業者も受講し、そのアイディアが生まれた授業。国籍・言語・大学

          Snapchatを生んだスタンフォードの授業で学んだこと