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社会人16年目の春。異業種転職起業3回で感じるAfterコロナ後の世界〜第2回〜

僕は家系ラーメン(横浜を発祥の地とする醤油豚骨ラーメン)が大好きだ。高校生の時、『最近できた豚骨ラーメン行こうぜ!』と放課後連れていかれたラーメン屋がそれだった。「豚骨ラーメン」という存在すらも知らなかった童貞の僕は、あまりの旨さに過去のラーメンは何だったんだと衝撃を受けたのを覚えている。今でも個人で頑張っている家系ラーメン屋を前にすると来店したくなるものだ。

そのラーメン屋含めた飲食業が壊滅的な状況になりそうだ。なるとは思っていたがこのペースで行くと年内に7、8割の飲食店が消えてしまいそうだ。詳細は下記をご一読を。

https://note.com/akirashuei/n/nb5cbc88e0418

もし僕が飲食店の経営者だったらどうするか?3密ビジネスに従事しているのであれば、どうするか?結論から言おう。

撤退します。

今の経営状況を金融機関に伝えまくり、全力で資金調達をして、キャッシュが着金された時点で、店を解約します。そしてその資金を元手で3密に関わらない仕事を始めます。そしてまた時が来たら(2年後かな)、飲食店をオープンさせます。僕も飲食店は好きです。セックスよりも美味しいものが好きな日本人ですよ。この国の食文化は世界一に決まっているじゃないですか。


これが一番重要なのですが、伝説的な投資家、伝説的な起業家に共通していることって何だと思いますか?

それは当たるビジネスを見つけることじゃないんです。
撤退、損切りが上手いかどうかなんです。だめな時に損を確定させて、残りの資金を活かせるところに放り込むんです。これが上手い人が良い投資家、起業家になれます。はっきりいいます。今は3密ビジネス撤退の時です。僕だったらこのタイミングで絶対に撤退します。お金を借り入れるだけ借り入れて。従業員は会社都合の解雇の方が失業給付もたくさんでます。今だからこそ取れる手段です。


この状況が年内に収縮すると思っているヌルい人が思いの他多いので、ハッキリと申し上げますが、ウィルスを根絶するワクチン、予防接種ができるようになるまでは無いと思っています。感染率が高い、すぐにクラスターを作ってしまうこのウィルスは3密ビジネスを直撃しつづけます。要するに抑え込んだ!と思っても気が緩むとまた復活しちゃうんです。

マイクロソフトはこの状況を理解して7月まで全てのリアルイベントをオンラインに移行しました。

武漢は2ヶ月閉鎖したら復活したじゃん!という意見を持つ人もいるかと思いますが、中国政府が各種のテクノロジーを使って徹底的に個別の動きを監視しているのをご存知でしょうか?


典型的な日本人の感覚からすると「監視されるなんて怖いー」と思うかもしれないが、実際に感染して死ぬリスクに比べれば、普通に生活する際にちょっとアプリインストールするだけで自己防衛できるんだからいいでしょ。無料だし。というのが中国を含むアジアの国における"普通"の価値観なわけですよ。なので、武漢は自由になったのではなく管理体制を強化しつつ、より適切にコントロールできる範囲になったから封鎖を解いたわけなのです。なのでこれからちょっとでもクラスターが発生しようものなら一気に封鎖するでしょう。

今、何をすべきか、経営者だったらとにかくキャッシュを作ることです。サラリーマンだったら何をすべきか、3密しないといけない仕事であれば転職しましょう。

先日ある起業家と話していたのですが、今新規事業開発の話が増えてきているとのことです。3密系事業からの転回を図ろうというわけです。今だったらできます。なぜなら金融機関お金貸してくれるからです。

動きつづけましょう!行動こそが自分の居場所を示す唯一の方法です。

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