外資系で成果を出す、もしくは生き残る為の、シンプルな3つのステップ(Transparency method)

始めまして、AKNと申します。外資系マネージャー、アラフォー、バツイチ、趣味はスポーツ全般と旅行です。

僕はこれまで、成果が強く求められるプレッシャーの強い組織において働いてきました。正直言って、成果は出したり出さなかったりですがw

しかし現在、どんなにマイクロマネジメントでキツイ上司が来ても、日々飄々と仕事をし、昇給、昇格し、有給も組織でただ一人完全消化しています。

このような組織で働いているうちに、成果を出す、ないし精神衛生上ヘルシーに過ごすために必要な、とってもシンプルな考え方があることに気づきました。そして、この考え方を理解して実践すれば、今、同じような組織で困っている、苦しんでいる人たちの役立つのではないかと思い、noteを書くことにしました。

このnoteでは、これらのノウハウをお伝えし、特に以下の方々に役立て頂けたらと考えております。

・営業部門ではないところから営業部門へ転部、転職される方

・新卒で日本企業に入社し、始めて外資系企業へ転職される方

・ハッスル系、体育会系の文化、目標達成を常に求められる組織で苦しんでいる方

今まで、転職してきては上手くいかず、結局すぐに退職される方や、うつ病などになってしまう方を見てきました。その方たちも、もしこの考え方を始めに理解し、実践して下さっていたらな、と勿体無く思っています。

どんなプレッシャーの強い組織でも成果を出すか、少なくともぬくぬくと生き残る、シンプルな3つの考え方:

1.リスクを伝える

2.オプションを提案する

3.アクションに合意する

たったこれだけです。ピンとくる方はこれだけで充分かもしれませんが、もし本格的に興味があれば、ぜひ各セクションの具体的な内容を購読ください。

また、もし質問やアドバイスのご要望があれば、noteやTwitterで受け付けておりますので、ぜひお願いします。 

1.リスクを伝える

テンプレート

『確実に達成するのはXとYとZへの600万円です』

『残りの400万円はリスクです(明確に言い切ること!)

『リスクの理由はそれぞれ①客先の情報、②ライフサイクル、③市場、競合が理由です』

『I can ensure the target achievement by 6M JPY. But there is a risk of the remaining 4M JPY』,『The risk consists of ①, ② and ③』

どんなに高い目標を課せられても、怖くはありません。所詮はサラリーマンですので、命まで取られることはないのです。無理です、といえば良いのです。

しかし、多くの人、特に日系企業から外資系企業へ転職した人が犯す過ちが、『未達成のリスクを伝えない』ということです。これは致命的です。

彼らは代わりに、『Maybe I will achieve』、『We will try our best』などと外人の上司に伝えています。しかし、これらは外人にしてみると、『達成します』という意味です。その場で詰められることが怖いから、つい上記の言葉で逃げがちですが、これをすると何が起こるんでしょうか?

答えはシンプルで、月末になって実際にあなたが目標を達成しなかった場合、上司はあなたを嘘つきだと結論付けます。一度嘘つきのレッテルを貼られると、もう殆ど試合終了です。

では、具体的にはどのようにリスクを伝えればよいでしょうか?それが冒頭のテンプレです。

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