見出し画像

ajew Product design

実は数年私の頭を悩ませてきたajewの商標について…
今日ここで皆様にお伝えしたい事がございます。(すみません思いがあふれて今回長文です)
ネットでもお騒がせしておりました ajew cadenas zipphonecase の
類似品についての今の状況や私たちのスタンスについて。

画像1

画像2

画像3

今から約5年前に手持ちの小銭入れを携帯ケースにドッキングしたら
便利じゃないかということでデザインを構想発案・販売し現在多くの皆様にご愛顧頂き、大変うれしく思っております。
数年前から模造品、類似品等が流通しはじめ、デザインを作った個人としモノ言えぬ憤りを感じました。
ある企業からは弊社とお取り組みをしたいと申し出があり、打ち合わせ後に弊社の類似品を発売されました。あまりのルール違反に驚きでした。

私の会社は女子だけの小さな会社で予算もないところから始まりデザインの力と技術そして人を大事にしてブランディングをして参りました。
そのすべてが今の大義と思っております。
何故に大手アパレル企業のような良き人材も大きな予算もあるはずの企業が他社の類似商品を創るんだろう。。。
モノを作るリテラシーはどこにあるんだろう。

不正競争防止法の中でどこまで弊社としてのプロダクトデザインを守れるか
「トレンドとしてのデザイン」では無く「弊社のオリジナルのデザインです」と伝えたい!
けれどその事を伝えてくださったのが私達では無く、ajewのiPhonecaseをお使い頂いたユーザーの皆様でした。

ツイートの中で私の心に刺さった一文がありました。
ajewのケースが「【トレンドのデザイン】とされ模造品が販売されている。これは違う、あのデザインはajewのものです」と。
これを機にちゃんと「本物を」買おうとツイートしてくださった方がいらして感謝と感動で涙ポロリ。
そんな勇気を頂けるツイートがほんとにたくさん上がっていました。
ajewユーザーの皆様の、愛のあるツイート全て読ませてもらいました。
デザイナーとして誇らしく思いました。心からありがとうございました。

そして弊社は類似品販売企業に対し代理人を通し警告書を送付させて頂きました。結果としましては、現在すべての販売先企業から販売停止の旨の回答を頂いております。
ブランドを信頼しお取引してくださる企業様、SHOPの皆様、
そしてajewユーザーのすべてのお客様に感謝と御礼を申し上げます。
今回の回答を機によりデザインやサービスについてブランドとして何ができるかを考えスタッフ一同邁進したいと思います。

私は今後もオリジナリティーを守るためにもオリジナリティをつくり続けていきたいと考えております。がんばります。


ajew designer  Arai Aiko