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空き家再生1号(民泊)#11

2018年12月6日取得した古民家セルフリノベの続きです


襖を障子に(2019.7.27)


襖を障子に

古民家再生、襖紙を剥がした桟に糊をつけて和紙を貼ってみる。なかなかピンと張るのは難しい。霧吹き使えばよかったのかな?

元の場所に戻してみれば、明るい感じになった。
あともう1枚は来週。

ふと気づけば玄関の軒先にアシナガバチが巣を作ってすでに卵を産みつけたみたいで白い蓋がしてある。来週撃退せねば。。。

元の襖
襖紙を剥がして障子に張り替えた状態

(2019.7.27)

備品も少しづつ(2019.7.29)


浴衣と下駄

古民家再生、開業に向けて少しづつ備品も考えていこうと、浴衣と下駄を発注してみた。やはり古い日本家屋では浴衣で寝てみてほしい。開封して着てみたら印刷の匂いか糊の匂いかちょっとするので古民家の洗濯機で洗ってみる。2層式の使うのは随分久しぶり。でも電気屋でもまだ売ってるから全自動が嫌いな人は一定数いるのか、奥行きが小さいからスペースの問題なのか。

二層式洗濯機
浴衣を選択して干す

襖の障子化、ふと簾戸もいいなと思ってダイソーの簾買ってみた。昔、京都の裏千家か表千家か武者小路千家だったかを訪れた時に体感していいものだなあと思ったものだったけど、一般家庭ではほとんど見たことがない。ダイソーのは幅が微妙に短いのと、何より透けすぎるので宿泊室とリビングの間の建具には不向きかと当初の予定通り障子を貼る。簾はまた別の場所で使う構想がある。

簀戸

押入れと宿泊室間の襖も将来的には張り替えて襖絵を描きたいという野望があるのだけど、襖紙剥がすのも一日仕事なのでとりあえずちょっと破けたり染みができてるところは折り紙を貼って当面凌ごう。5歳児と金銀和風柄を何処に貼るか選ぶ。

襖の破れに折り紙

(2019.7.29)

クモの巣ジェット(2019.7.30)


蜘蛛の巣ジェットとハイベニカスプレー
蜘蛛の巣が張った庭木
風除室のサッシにも蜘蛛の巣

古民家再生、クモは虫を食べてくれるからそのままに、と当初は考えていたけど、庭園の木々や玄関脇に好き放題蜘蛛の巣を張られてしまい、美観上よろしくないので、クモの巣ジェットというのを噴霧してみた。1ヶ月くらい持つそうなのだが効果は如何に?かなり強力に噴出するので庭を一回りしたら一缶終わってしまった。

落下したボケの実
椿の実

木瓜の実酒を作ってみようかと考えていたが、実がかなり落ちてしまっていた。
一方椿の実ができてる。椿油抽出するモチベーションは湧かない。多分やっても微量過ぎて割合わないと思うし。

山椒

鳥が運んできたのか山椒らしきものが生えていたり、紫の紫蘇が生えていたり。

洗濯した浴衣に
アイロンを掛けて畳む

洗濯して干した浴衣にアイロンがけ。生地を貼った畳が巨大なアイロン台である。浴衣に内ポケットがついてるのを発見したり、浴衣のたたみ方ってあるんだろうかと思ったり。
ググるとたくさんヒットするな。

(2019.7.30)

簾戸計画復活(2019.7.31)


玄関に簀戸
元の建具

古民家再生、建具を取り払って視界が抜けて広々としていたのはいいのだけど、たまに隣の人が回覧板持ってきたり宅急便屋さんが入ってきたりするとハンモックでダラダラしてるのが丸見えだったりするので、玄関にやはりワンクッション欲しいなってことで、2階屋根裏に移設した障子を戻そうかとも思ったが、倉庫棟2階の襖が剥がれてたから、アレを剥がして簾戸にして使おう。

古新聞
再利用する襖

今回は昭和35年の新聞が出てきた。「密造酒取り締まりに行き過ぎ? 勝手に上り込む なぐられた税務署員」なんて記事。山の集落に住んでいた頃、昔話にドブロクの取り締まりに税務署がやってくる時の攻防を聞いたなあ。N国党が躍進するくらいだから時代遅れの酒税法改正を掲げる政党があってもいいんじゃないかな。

一畳の浴室
浴室の窓から隣地の仮囲いが見える

そして風呂に入ってみた。1間x半間の狭いスペースだが一人で入る分には十分。ヒノキがヒバのタライとか椅子とか欲しいな。窓は全開しても隣の駐車場の仮囲いが見えるので、その前にもう1枚スクリーンを立てたい。シャンプー、ボディソープの置き場とかバスタオル、着替えの置き場などディテールを考えていかないと。

(2019.7.31)

浴室ペンキ塗り等(2019.8.2)


ペンキを塗った浴室天井
塗装中

古民家再生、先日風呂に入ってみて、浴室の増設までは現在のを使うので気になっていた天井回りのペンキを塗り直す。黒かびが浮き出て古びたイメージからグッと清潔な感じになった。

倉庫との隙間

浴室前から倉庫棟へ出る建具の下部に大きな隙間があるままだったので残材で塞ぐ。Afterは写真分かりにくいので割愛。

劣化した網戸
残置の網戸を貼る

2階網戸が破れたので張り替え。キッチリぴんと貼るのは難しい。一部破れてしまったがとりあえず穴が拡大するまで使おう。この網も残置物ではある。

(2019.8.2)

ペンキ塗り(2019.8.6)


建具にペンキを塗る
拡大

古民家再生、時折風が吹き抜け、風鈴がカラン、カランと鳴るもののやはり暑くて仕事のモチベーションが上がらない。雲で陰った頃合いを見て外回り建具のペンキ塗り。

エアコン1台はあった方がいいとは思うが、その前に気化熱で緩やかに下げる冷風機というのを試してみようか考え中。


全景

(2019.8.6)

第二種電気工事士免許届いた(2019.8.28)


免許状
免許状

先週23(金)に申請していた電気工事士免許、1週から10日かかると言っていたが3営業日で届いた。運転免許証のようなものをイメージしていたが、名刺状の紙に写真が貼られ、刻印が押されてビニールのケースに入れてある。

私の一級建築士免許はA4の表彰状みたいなヤツだけど、今は免許証タイプに変わっている。電気工事士は電気を扱うのに免許証は電子化されてないという皮肉。

これで古民家の電気工事ができる!

(2019.8.28)

消防署へ(2019.8.29)


消防署

秋田県の民泊申請には「消防法令適合通知書」の添付が必要なので、大館市消防本部へ「消防法令適合通知書交付申請書」を提出して立入検査の日程を決めてきた。平面図も渡して、書類は正副必要だったのだけど、副はコピーして作ってくれるという親切さ。

図面上では倉庫棟の階段室にも火災報知器が必要、区画施錠して宿泊者が立ち入れなければok?というのと、宿泊室2室は空気が通る欄間なので火災報知器1個で済ませている所、それぞれ必要ではないか?というあたり、9/3現場検査で見てもらうことに。

大館での民泊申請は今年2件目とのことで消防の方で要領が固まってない感じ。

(2019.8.29)

登記ねっと申請用総合ソフト(2019.8.30)


申請用総合ソフト

民泊の申請はかなり煩雑で訳の分からない添付書類をたくさん要求されるので気持ちが萎えそうになる。民泊新法施行後にAirbnbの登録が半減したのも頷ける。

身元に関する物だけでも、住民票、身分証明書、登記されていないことの証明書、欠格事由に該当しないことの誓約書、同意書と似たようなものが要求される。身分証明書というのは免許証とか保険証ではなく、市役所で出されるもののようで住民票と何が違うのか?登記されていないことの証明書というのは被後見人として登記されていないかどうかの確認。

個人番号カードとICカードリーダーライターを導入したので、登記関係はオンラインでやってみることにする。登記ねっとのオンライン申請システムを使うのだが、ブラウザ上の「かんたん証明書請求」では「登記されていないことの証明書申請」手続きができないので「申請用総合ソフト」をダウンロードして利用するのだが、操作手引書のPDFが不動産関係605ページ、後見人関係が299ページもある。全部は読んでられないので目次だけざっと見て見切り発車。

請求先欄をカタカナで入力しないといけないのにしばらく気づかず「氏名または法人団体名に使用できない文字松が含まれています」というエラーで一時保存も終了もできずに悩み、電子署名の段では「ICカードリーダーの初期化に失敗しました」と再起動してもUSBポート変えてもうまくていかず、東京法務局サイトの直接入力できるPDF申請で郵送してもらおうかと準備しつつ、膨大なマニュアルに「ICカード」で検索かけてソフトのオプションにICカード切替メニューがあって、そこで使用するICカードドライブを「公的個人認証サービス」に設定、登録しないといけないのを発見。納付は銀行のネットバンクに接続して銀行の手数料はかからず¥240也。結局東京法務局から電話で問い合わせがあり、郵送じゃなくオンライン交付(PDF)でいいのか?本籍は入れなくていいのか確認してきたので折り返し電話したりでネットだけでは完結しなかった。

不動産の方は手数料が一式なのか一筆ずつなのか、迷って4筆で入力したら手数料の確認画面がなく送信後に¥500x4=¥2000と分かったので、取り消そうと思ったら、取り消しボタンはなく、また膨大なマニュアルから検索したら納付期限を過ぎて自然失効するのを待たないといけないという。土地の登記証明でいいのか未登記の建物を登記しないといけないのか微妙なんで¥1500の差は大きい。少し豪華なランチが食える差だ。

あと、住民票はコンビニで出せるが、身分証明はできないので役所に行かないといけない。

(2019.8.30)

火災報知器再び(2019.9.1)


火災報知器

消防署へ行った時に図面で指摘された火災報知器、2度手間にならないよう、やっぱり2個追加しておいた。ホーマックで2個¥3196也。改めて設置場所の義務を確認したら、市町村の条例により、大館市は寝室と階段。台所が推奨で、居室は義務ではない。

これだと1階の寝室にいらないようないような絵だけど、


1階居室天井に設置

こっちはより細かく書いてある。

倉庫の階段室に設置

(2019.9.1)

消防検査等(2019.9.3)


民泊1階

古民家再生中、民泊申請準備中、消防法令適合通知書をもらうための立入検査が無事終了。近日中に書類ができるだろう。「届出者の身分証明書」というのは、市役所で発行してくれるのかと思ったら、戸籍の中にあるから本籍の市役所じゃないとダメだと。マイナンバーで電子化とか言っても結局郵送で取り寄せかよ。定額小為替は200円に対して100円も手数料取るし。とりあえず必要書類の手配まで漕ぎ着けた感じ。

リビング

(2019.9.3)

民泊申請(2019.9.10)

庭木を飾る
身分証明書

昨日は大館消防署で消防法令適合通知書を受け取り、郵送で本籍のある調布市役所から身分証明書が届いた。まだ長友さんが市長なんだ。帰国した時に夫婦で表敬訪問したとき、フランス語ペラペラだったんじゃなかったかな。流石元JETROって感じで。5期目か。

身分証明書には「後見の登記の通知を受けていない」という項目もあるから添付書類の内容が重複しているんじゃないか。とりあえず一通り書類が揃ったので、民泊制度運営システムを通して住宅宿泊事業届出書を送信。すんなり通るのか、未登記の住宅は登記しないとダメとか指摘が上がってくるのか。。。

(2019.9.10)

つづく


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