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俳優ノート『池松壮亮さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年秋ドラマ『オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ』に主演する池松壮亮さん。ホリプロ所属。

2001年に11歳でミュージカル『ライオンキング』のヤングシンバ役で俳優デビュー。2003年には、ハリウッド映画『ラストサムライ』で映画初出演し、トム・クルーズと共演するという、華やかなスタートを切った池松さん。

若い頃は純朴な少年のイメージで学園ドラマにも結構出ていました。映画『DIVE!!』(2008年)&『行け!男子高校演劇部』(2011年)、ドラマ『Q10』(2010年)などありますが、代表作は『とめはねっ! 鈴里高校書道部』(2010年)の大江君役でしょう。

柔道に打ち込む元気な少女・望月結希(朝倉あきさん)と、帰国子女で内気な少年・大江縁(池松さん)。まるで正反対な高校のクラスメートが、ひょんなことから廃部寸前の書道部に入部し、書道にのめりこんでいく姿を描いた熱血青春ドラマ。

日本大学芸術学部映画学科卒業後、2014年には映画8本に出演。『愛の渦』では門脇麦さん、『紙の月』では宮沢りえさんなど、数多くの女性とラブシーンを演じ、“濡れ場俳優”などと呼ばれたことも(対抗:高良健吾さん)。

同じ2014年には、女装含めた一人二役を演じたドラマ『MOZU』で、あらためてその高い演技力を広く知らしめた池松さん。なお、翌2015年には『劇場版 MOZU』も公開。

爆発事件によって妻(石田ゆり子)を失った公安部のエース捜査官(西島秀俊さん)の戦いを、激しいアクションや生々しい警察の内部描写とともに描く。

NHK BS『シリーズ・横溝正史短編集』では金田一耕助役を演じている池松さんですが、現時点での代表作は『宮本から君へ』(2018年)かな。翌2019年には劇場版が公開。ヒロインを演じた蒼井優さんと共に熱演。数多くの映画賞に輝く傑作となりました。

文具メーカーで働く営業マン・宮本浩(池松さん)は正義感が強く超不器用な人間。先輩の仕事仲間である中野靖子(蒼井さん)と恋に落ちた彼の前にある日、彼女の元彼が現れる。靖子に手を出した裕二 (井浦新さん)に対して、宮本は「この女は俺が守る」と言い放ち…。


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