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ドラマ日記『トリリオンゲーム』(第8話)

“世界一のワガママ男”のハル(目黒蓮さん)と、“まじめで不器用なエンジニア”のガク(佐野勇斗さん)という正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で成り上がる、前代未聞のノンストップ・エンターテインメント『トリリオンゲーム』の第8話。

トリリオンTVが好調の中、桐姫(今田美桜さん)が記者会見で動画配信サービス「D-REX」は海外大手家電メーカーと提携し、テレビのリモコンに専用ボタンを設置、月額料金を1年完全無料にすると発表する。宣戦布告を受けたハルたちは、一発逆転案として、人気アニメスタジオ・ポポラの新作の独占配信をぶち上げる。

桐姫も同じことを考え、ハルたちよりも先に新作アニメの配信独占契約を締結していました。それでもあきらめないハルは、天才監督・宇佐美マリ(麻生祐未さん)と二人三脚でやってきたプロデューサー兼社長の安住久子(中島ひろ子さん)の未完にして悲願の『風の丘の少女』という作品に目をつけ、得意のハッタリで映像化について宇佐美の了解を取り付けたハル。

記者会見直前、ハルのハッタリが嘘であることを宇佐美に明かした桐姫でしたが、ハルは平然。宇佐美も嘘を知った上で、「金を出すけど、口は出さない」というハルの話に乗っていたのでした。

最後はドラゴンバンク社のトップ・黒龍(國村隼さん)が、ハルたちを呼び出す直接対決。700億円でトリリオンゲーム社を買収すると共に、ハルには桐姫と結婚して黒龍家に入れと提案。全10話とすると、あと2話。1兆ドル稼げるでしょうか。

余談:NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』の今回は、関東大震災時の奇跡の成功例が、太平洋戦争に利用され、東京大空襲の惨劇につながるという、秀逸な話でした。


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