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ドラマ日記『半径5メートル』&『あのときキスしておけば』(第7話)

女性週刊誌の若手編集者・風未香(芳根京子さん)と、型破りなベテラン記者・宝子(永作博美さん)のバディが、身近な話題から世の中を見つめていく『半径5メートル』の第7話。ドラマ『少年寅次郎』キャスティング再び。

風未香は、山辺(毎熊克哉さん)が気がかりな中、ますみ(山田真歩さん)と共に美術評論家・美砂子(阿川佐和子さん)の連載の担当につく。だがますみの9歳の娘・あかり(野澤しおり)の心身が不安定になってしまい、ますみが仕事を休むたび、風未香はそのフォローで四苦八苦する羽目となる。

夫が単身赴任中のますみのワンオペが、あかりの万引きや自家中毒で破綻する展開。「一昔前は、女性は犠牲を払ってきた(そして今は…)」という美砂子の言葉の先に、周囲に頼ることの必要性(必然性)が描かれました。風未香への丸投げとか、代用品を用意というのはちょっと雑過ぎですけどね。

ちなみに、今回ますみの娘を演じた野澤さんは、NHKドラマ『少年寅次郎』では、寅次郎(井上優吏さん)の妹さくら役。山田さんは寅次郎の実母お菊役で、毎熊さんは寅次郎の父親役でした。

ポンコツ独身32歳の桃地(松坂桃李さん)が、親しくなった漫画家の巴(麻生久美子さん)の急死後、巴を名乗るおっさっん・オジ巴(井浦新さん)に出会う、衝撃の“入れ替わり”ラブコメディ『あのときキスしておけば』第7話。ついに、オジ巴と桃地がキス。

「巴さんが好きです」…やっとその言葉を口にした桃地は、ベッドの上でオジ巴(井浦新)に覆いかぶさり、ついにキスを…しようとしたその瞬間。オジ巴の口から、思いもよらない言葉が飛び出す…「誰だ、お前?」。まさか、田中マサオ(井浦さん・二役)が、帰ってきた…?

オジ巴の中身が、頻繁に巴とマサオが入れ替わる中、唐揚げの思い出を語り合うなど、家族との関係修復を喜ぶマサオらを見て、何も言えない桃地でしたが、ラストは溢れ出る想いを告げ、ついにキス。麻生さん&井浦さんダブルで、たっぷりのキスシーンが最高でした。

感動回でしたが、ちょいちょいコメディーシーンを入れてくるのもお約束。銭湯シーンとか特に笑えました。なにゆえ、反町(六角慎司さん)まで入ってるの。いよいよ来週が最終回。どのキャラクターにも愛着があるので、淋しいなあ。


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