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テレビ日記『日本人のおなまえっ!』

NHKでは本放送前によくパイロット版が作られます。例えば『チコちゃんに叱られる!』の場合、2017年に3回の単発放送を経てレギュラー化。実はチコちゃんの顔や服装も、初回放送時とは変更されています。

現在放送されている『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』も、起源を辿ると、2015年に放送された『人名バラエティー 集まれ田中!』という特番。司会は爆笑問題の田中裕二さんと田中みな実さんでした。

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その翌年、『報道ステーション』を降板した古舘伊知郎さんを起用したパイロット版が『人名探究バラエティー古舘伊知郎の日本人のおなまえっ!』。翌2017年に『人名探求バラエティー 日本人のおなまえっ!』で本放送スタート。サブは桑子真帆アナに替わり、赤木野々花アナが担当。

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さらに、翌2018年には『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』に改題。人名以外も取り上げるようになりました。一言でいえば、ネタ切れだったんでしょうね。

そんな同番組の21日放送分「ワケあって改名!ヒット曲の真相直撃SP」をじっくりと見ました。有名なヒット曲のタイトルが、実は改題されていたというお話で、もはや人名とは何の関係もないですが、面白かったからいいでしょう。

細川たかしさんのデビュー曲「心のこり」は当初「私バカよね」。久保田早紀さんの大ヒット曲「異邦人」は「白い朝」、下積みが長かった山本譲二さんの起死回生のヒット曲「みちのくひとり旅」は「最後の女」だったということが、さまざまなエピソードと共に明らかになりました。

古舘さんは全盛期ほどの勢いはなく、時折滑っていますが、ハライチ澤部佑さんや宮崎美子さんら手堅いメンバーがカバー。また、今一番NHKで推されている赤木アナも癒し。流し見程度でぜひ。


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