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ドラマ日記『どうする家康』&『ブラッシュアップライフ』(第8話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第8話「三河一揆でどうする!」。

本證寺から年貢を取り立てようとする家康に対し、一向宗徒が三河各地で一揆を起こした。武力で抑え込もうとするが、有能な軍師がいるらしく、すべての作戦が裏目に出る。

一向宗に続々と寝返る家臣団。とはいえ、そこには温度差があり、苦悩の末に離反を決断した夏目広次(甲本雅裕さん)であったり、家康を一旦は罠にハメるも、危機一髪で庇った土屋長吉重治(田村健太郎さん)だったり。

そんな中、服部半蔵(山田孝之さん)が寺へ潜入。謎の軍師の正体は、やはり本多正信(松山ケンイチさん)でした(スナイパーマツケンがいい)。史実的には後に家康の下に帰参することになるのでしょうが、そこをどう描くのかな。

地元の市役所で働く実家住まいの独身女性・近藤麻美33歳(安藤サクラさん)が、ある日突然、赤ん坊時代に逆戻り。麻美の〇周目の人生が始まるタイムリープヒューマンコメディ『ブラッシュアップライフ』の第8話。

人生4周目の麻美は、宇野真里(水川あさみさん)にタイムリープを見抜かれてびっくり!しかも、真里も同じように人生をやり直し続けていて…。真里の口から語られる、麻美も知らない“もうひとつの人生”…!

麻美から知らされた“もう一つの人生”。麻美と夏希(夏帆さん)と美穂(木南晴夏さん)と真理は、元々は仲良し4人組であったこと。夏希と美穂が飛行機事故で亡くなったこと。それを阻止するために、真理はパイロットを目指したこと。

その後、真里と夏希と美穂の3人は飛行機事故で亡くなり、麻美も鉄骨が落ちてきて、39歳で死亡。死後の案内所の受付(バカリズムさん)から「次は人間です」と告げられるも、3人のことを思って「やっぱりやり直します」と。受付からは「次で最後になります」と。

当初はコメディー要素多めな脱力系ドラマかと思っていましたが、最後は感動のヒューマン系に振ってきました。麻美がパイロットを目指し、真理と共に飛行機事故を防ぐことができるのか。その先に、また仲良し4人組の他愛無い会話劇が待っていることを期待しつつ。


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